はいはい。
確かにね、エロいこと考えてますよ。
2ヶ月間音信不通で逢え無くて散々心配して、
やっとこさ逢えたんですよ。
今は家に二人きり小一時間で皆は戻ってくるし。
ちゅうだけでもしたいじゃないか。
『……エロいことするの
やだ?』
智くんを背中から抱き締めながら顔を埋めて聞いてみた。
それから手をベットと智くんの身体との間に沿わせて回転させた。
すると、泣いてる智くんの顔が現れた。
『……』
『ほんとに…
やだ?』
おれは耳元で囁く。
智くんがゆっくり首を左右に振って俺を真っ直ぐに見つめる。
『智くん、愛してる……』
と、キスをひとつ唇に……
『愛してる……』
と、またキスをひとつ頬に………
『愛してる………』
と、瞼に、おでこに、お鼻のてっぺんにとキスを落とす。
何度も何度も………
『智くん、もう逃げることばかり考えないでよ…』
『………おいらお荷物にしかならない。』
『お前らの……邪魔だけには…なりたくない。』
また、智くんの目から泪が溢れ出す。
智くんが俺の目をジーっと見つめて、
『おいら、お荷物にしかならないよ。』
『そんなことないよ。』
『おいらに、………変な希望与えんなよ。』
『なにそれ?』
『……おいらには………希望は……いらない。
お前らには……もっと先に……
おいらは…邪魔になる。』
また、キスで拭き取った智くんの目から泪が溢れ出す。