部屋を静寂が包み込む。
『……………』
『……』
相葉ちゃんがオロオロ、
そんな相葉ちゃんの頭を松本が撫でた。
相葉ちゃんの気持ちはおれらにも十分わかる。
そして、智くんの苦しいも………
ガチャ。
ドアが開いてお母さんが顔をだした。
『あら。智は?』
『………』
『お客様ほっぽって、
どこいちゃったのかしらね?』
『…………』
『……?
ねえ。みんなでBBQしない?』
突然のお母さんからの提案。
『え?』
(俺ら飯どころじゃねーよ。お母さん。)
と言いたい気持ちを飲み込んだ。
『………』
『智、BBQ好きだから。
好きなことしてあげたいんだけど……』
『あれは大勢じゃないと面白くないじゃない。
どう?』
なんだろう一瞬一瞬、
ふっと智くんの影が見える。
(やっぱり親子なんだなあ。)
なんて感じた。
『あっ!!いいですねえ。』
俺が前のりで
『買い出し行きましょうか』
と言うと。
『じゃあ、買い出し付き合ってくれる人』
とお母さんが手を挙げたので、俺ら4人手を挙げた。
『じゃあーねえ。相葉ちゃんと松潤とニノ』
『えー俺は?』
『だって、私の車四人乗りだし…
いい男連れて歩きたいじゃない。ウフフ。』
なんかこのお母さん智くんみたいだ。
『俺はいい男から外れたんかい。』
『お母さんの目からはね。』
とケタケタ相葉ちゃんが笑ってる。
さっきまで泣きそうな顔してたのに……
まっいっか。
お母さんが俺に耳打ちをしてきて。
『……翔くん
1時間位かかるから智のことよろしくね。
大神さんは火起こししてるから。
家の中は二人だけだからね。
おいたはダメよ。』
『はあーあ?』
『じゃあ翔くん頼むね。』
松潤がお母さんの車を運転してでかけていった。
しばらく手を振って見送り、
『さーてと、
どーすっーかな』
とりあえず智くんの部屋の前に立つ。