『………お世話って……』
おいらはその言葉がズキッと心臓に刺さった。
思わず口をついた。
相葉ちゃんの悪気のない正直な気持ちはわかる。
裏表もないほんと~にいい人。
でも、でもね。
わかってるよおいらだって。
これからの人生、自分だけの力で生きて行けないこと。
ずっと人の手を借りて、お荷物にしかならないことぐらい。
わかってる。
だから……
『…………だから
………嫌だったんだ』
おいらのことに気を遣いすぎなんだよ。
おいらはお前らの荷物にだけはなりたくないんだよ。
『もう、帰って』
おいらは悲しみの底に落とされた。
皆の顔を見たくない。
あんなに会いたくて会いたくて焦がれてたのに、
今はもう二度と会いたくない。
おいらはその場を出ていった。