君のそばで 45 | 嵐のS君妄想小説(BL)

嵐のS君妄想小説(BL)

嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。

泣き疲れて隣で俺に凭れて眠るあなた。

母さんの運転で智くんの隠れ家(社長の別荘)まで行くことになり、後ろから他のメンバーの乗った車が続く。


智くんのお母さんと何を話したらいいんだろう。
気まずい空気が車内に流れている。


『ねえ…翔くん
聞いてもいいかな』

優しくてよく通る声で智くんのお母さんが声をかけた。

『あっ。
はい。なんでしょうか?』

俺はバックミラー越しにお母さんを見た。

『……間違ってたらごめんね。
……翔くんって……
智の…特別な人なの……かな?』

俺は固まり返事も出来ない。

そう言えば、湖のほとりで智くんを抱き締めてキスしちゃったもんなー。

『…………』

『あっ!!
勘違いしないでね。
攻めてるんじゃないの』


『………』

『智を好きな人がいてくれてうれしいの』

『アイドルにしちゃったから恋愛も自由に出来なかったでしょう。
人を愛する気持ちを知らないままじゃ……寂しいじゃない』


『事務所に履歴書送ったの私だから……後悔してるの』


『………』


『智は……親バカかもしれないけど
ちっちゃい頃可愛かったの。
お父さんと「智はアイドルになれるな」なんて言ったぐらい』

『確かに可愛かったですよね。』

俺は頷いた。

『友達に
「智くんならジャニーズ受かるわよ。」って言われて。
その気になって冗談半分で送ったの。
実際、智みたいな子が受かるはずないと思ってたし。
でも、受かっちゃって。
あれよあれよと智を自分の本当にやりたいことから遠ざけてしまった。』

『智は幸せだったのかな。
ってずっと後悔してるの。』




『おれ…
智くんが大好きです。
松本も相葉も二宮も……そう思ってます。
智くんと会った人は皆、智くんを好きですよ。』


『確かに智くんには不本意なところがあったと思います。
ずーっと辞めたがってたのも知ってます。
でも、辞めなかった。
智くんは自分の場所で精一杯がんばってました。
「嵐」の今の人気は智くんがコツコツやって来たことの答えです。
それは不幸なことでも後悔することでもなかったと思います。』

『…先程の……
特別な人と言う話ですが……
おれら、5年前からお付き合いしています。』

『……』

『すいません。
同姓で……。』

おれは頭を下げた。

『翔くん知ってる?』

『はいい?』

『智がいつも持ち歩いてるスケッチブックのこと』

『はい。
今もしっかり握ってますから。』

智くんを覗くとスケッチブックを大事そうに胸に抱え混んでいる。

『見たことある?』

『いえ。
いつも覗くと怒るんで……』

『わたしも触らせないの』

『はー』

『見るなって言われると見たくなるじゃない』

あー智くんもおんなじことをよく言うわ。
智くんの性格はこの母から来てるんだな。

『で、この間こっそり覗いたら……』


『かーちゃん!!』

『えっ?
起きたの智くん』

『もー。
もーちょっと翔くんとゆっくり話したかったのに』

『かーちゃん。
おいら見るなって言ったよね。』

『ふふふん。
翔くんに言っちゃおうかなー』

『だめ!!
絶対言わないで………
お願いだから。』

あれ?なんか形勢が逆転してない?