君のそばで 46 | 嵐のS君妄想小説(BL)

嵐のS君妄想小説(BL)

嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。

俺達は智くんの隠れ家に着くと、

入り口に大神さんが立っていて俺達を迎え入れてくれた。

智くんは自分の脚で車から降りて杖を借りて歩き出す。
たった2ヶ月ほどの間で智くんの脚はおぼつかない状態になっていた。

24時間チャリティー番組のパーソナリティなんかを何度かやってるときに、智くんと同じ病気の人を訪ねたことがある。
あのときの衝撃が甦る。

いつか智くんも…………と思ったら背筋が凍りついた。

俺すら恐怖を感じるなら、
智くんなんてどんなに恐いか……
一人ぼっちで苦しんでいたかと思うと泣けてきた。

『ほら……
翔くん』

佇んでいる俺に気付き振り替えって俺を呼ぶあなた。

『もー。
なに泣いてんだよ。』

『………』

『しかたねーなー』

不自由な脚で戻って来て、俺の手を握り一緒に歩き出す。

『お帰りなさい』

大神さんが声を掛けると智くんが

『大神さん!!』

とちょっと怒ったような声で近づき

『…………ありがとう…』

と呟いた。

大神さんは智くん肩をポンポンと叩いて笑った。

後から着いてきたメンバーの車からも3人が出てきて大神さんが招き入れた。


部屋に入ると至るところにキャンパスが置いてあり、さながら美術館のよう。

『これは……?』

俺がひとつを手に取って見る。
『すげー』
それは綺麗な風景画。

後から来た3人が

『なにこの絵の数々』

『きれーっ』

『これ、全部智くんが描いたの?』

と捲し立てる。

風景画や動物だったり。
油絵だったり、パステル画だったり。

『……リハビリのつもりで…描いたの…
そんな…見んなよ。
ハズイだろ。』

と俯いていつもの自分の定位置に腰を下ろした。

それを見て皆が笑った。

『結局そこなんだ』

『こんなに立派なソファーなのに……』

4人がそれぞれ自分の場所に座ると………

あれ?と言う顔をする智くん。

そうおれらがいつも座る定位置に智くんも自然と座っていた。
ソファーをいつものように背もたれにして床にチョコンとニノと俺に挟まれる形で。

向かい側には松本と相葉。

『なんか……
いつもの………
戻ったみたい………』

『………戻ろっ』

俺が智くんを抱えあげソファーに座らせ

『おれらの所に戻っておいでよ。』

と手を握った。