マインドフルネスとは?
『ただ目の前のことに集中している状態』のことです。
とは言え、我を忘れて没頭しているのではなく、ちゃんと今の経験に気付けていて、味わっているような、そんな『意識のある集中状態』です。
どんな風に行うの?
例えば
お茶を飲む時にただ飲むのではなく、鼻から抜ける香りや味、温度、茶器の感触に集中してみるとか、
歩きながら、どこに重さが乗っているだろうかと体の感覚に集中してみたり、
単に今の呼吸に意識を向けて、たくさんの雑念を持っている事に気付いてみたり、
とにかく目の前のありのままに気付く事から始めます。
この心の状態をマインドフルネスといい、日々意識して行うことで安定した状態を維持することができるようになります。
「ただ目の前のことに集中する状態」でいると何が良いの?
・脳の疲労が減る
・穏やかになる
・周囲との調和が取れるようになる
・集中力、想像力、幸福感などが高まりやすくなる
・衝動的ではなく落ち着いて選択できるようになる
・あれこれ考えすぎている忙しい心の状態を整え、思考の整理ができる
など。
宗教や洗脳みたいなもの?
マインドフルネスは、人がより良く生きていくための知恵を伝える仏教という伝統的な教えに最新医療が組み合わされたアイデアです。
忙しい現代人はストレスを感じやすく、目の前のことに意識を集中しようとしていても、頭の中では
『どうにもならない不安・否定・恐怖・評価・過去のこと・どうでも良いこと』をずっと喋り続けています。

現在、体系的に整えられたトレーニングは医療の現場で鬱の治療法の一つとして取り入れられ、また、多くの起業家やストレスと日々対峙する企業のマネジメントクラスの人たちが実践しています。
