6/2(木)
4日目
最終日の朝、快晴🌞
早起きは旅先でもずっと変わらずで、朝の散歩をしないと気持ちが悪い。
が、ここは北海道の山奥である。
フロントの方に一応、散歩に出ていいのか聞いたけど、大丈夫って言うので出たんですけどね、
木の破片が熊のフンに見えたり、小屋の裏側から飛び出してくるんじゃないかと思って、とにかく落ち着いた気分で歩けない。
犯罪の多い海外では、いつも人々はこんな気分で過ごしているのかと思ってみたりした。
鳥の囀りは素晴らしいし、何気ない葉雫も美しい。
自然が溢れているからこそ危険も溢れちゃうのだなぁ。
更に私は方向音痴である。
地図を持って出たにも関わらず、真逆に行ってしまう。
というか、そもそも自分のホテル自体を間違えていた。致命的である。なのに一人旅したがる。
それでも、いつもなんとかなって来ているので、タチが悪い。
ま、嗅覚だけは鋭いのかも知れない。
そんなドキドキの散歩を終え、朝食へ。
こちらのホテルでは夜も朝もバイキングでした。
美味しかった❣️
年配の方はバイキングが苦手な方が多いのか、何人かにやり方を聞かれました(笑)
とくにジューススタンド。
コーヒーをどうやったら出せるか、画面をタッチするの、分かりづらいですよね。
で、出発の準備をしながら、何の気なしに帰りの便のチケットの日にちを見たら6/3(金)になっている。
え、ちょっと待って、
6/3って、
明日やけど?
添乗員さんに速攻で電話。
ずっと書いていませんでしたが、今回のツアーの添乗員さん(男性)、ちょっとオリジナル感強めの方やったんです(笑)
あれー?どういう事かしらー?
という事が初日からあり、
皆んなええ大人やから問い詰めるとかはなかったけど、ツアー中それぞれの思いが伝わる伝わる(笑)
で、ですね、本来なら6/2(木)のはずが、
なんと私だけ6/3(金)に帰る事になっている。
うそやろぅ。。。
飛行機のチケットの手配はツアー会社の元でやる事だから、
「あー!すみません💦」とか謝るのかと思いきや、
「あれー?おかしいねぇ、富良野でもう一泊しちゃう?(ニヤニヤ)」
とか、そういう態度をナチュラルにしちゃう感じ。
ほほう、そう来たか。
でも、あー、言うてもわからん感じの人やろなぁって分かるから、「とりあえず今日帰れるように手配をお願いします」とだけ伝えて、残りの行程を楽しむことに。
さよなら層雲峡観光ホテル
ここからはバスで帰るだけ。
美瑛から富良野、そして千歳空港へと向かいます🚌
その道中、ガイドさんが話した、美馬牛という所にある『嵐の木』のエピソードは面白かった。
この写真の真ん中の5本の木を、嵐が「俺たちと一緒だ」みたいな事を言うCMがあったらしく、そのCMを見たファンがここに殺到して、土地を踏み荒らしたそうなんです。
そしたら持ち主のおじさんが怒って、大抵は木を切ってやる!と思うところ、逆に2、3本足したそうな。
嵐の木の左側に短い木がぴょこっと2、3本出てるのわかりますかね?
もう、嵐の数ではない(笑)
好き!という思いって大事やけど、推しやその協力者に迷惑をかけるような行為は控えないとですね♪
上富良野ではじゃがバターを食べ、
フラワーランドを散策🚶♀️
これはラベンダーではなく
ムスリカという花です。
大雨のはずが、最高のお天気。
あまり聞き馴染みのないセミの鳴き声がしていて、そういうのに詳しい参加者さんに聞いてみたら 春ゼミ、いわゆる蝦夷ゼミらしい。
本州のアブラゼミやクマゼミなんかとは違って、ヒグラシとカエルを足して2で割ったような鳴き声。
初めて聞いて感動✨✨
ようやく自分の写真を撮ってみる。
この辺りで、添乗員さんからちゃんとチケット取り直せた事を聞く。
ホッと一安心。
パピ子さんは最後までわんぱくで、最後の道の駅で買ったご当地グミを「見て!」って超笑顔で見せてくれました。
なんか泣きそうになりました
一言も話さなかった方もいましたが、
今回27名の皆様
ほんとに全国各地から、晴れ男、晴れ女が集まった奇跡の四日間。
最後の写真、空港で🍙
さて、チケットもちゃんと添乗員さんが手配し直してくれたことやし、予定通りに帰路に着ける♪
と思いきや、
ツアーにはメリットもデメリットもあるけど、基本的に何事も経験として楽しめるタチなので、今回もいろいろあったけど、一期一会を楽しめた
それだけでとても良い旅だったと、今はもう喜びしか残っておりません
それにしてもいつも廻っているガイドさんもびっくりしていましたが、今回とてもお天気に恵まれていました。
言ったらご利益なくなるかもと思って、最後まで黙っていたけど、リュックにぶら下げていた、このてるてる坊主の御守りが頑張ってくれたのかなぁと密かに思っております
♡ありがとう♡
(気象神社のお守りです)
あー、旅は良いなぁ♪
ではまた