【評価】【感想】わんだふるぷりきゅあ! #21 | じゅんぷーのブログ

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▼本作の評価・感想・各話リンクは以下にまとめています。

 

 

目次
あらすじ
評価
感想
構成

 

まゆとユキのスクールライフ

 

  前置き・・・

本日は第21話!!

シンプルにユキがいろは達の学校に転入するというお話ですね。ただの日常回になるのか、それともユキがクラスに入ることで何か問題が起きたり、もしくは全体のシナリオに何か動きがあったりするのでしょうか。

そんなことも考えつつ、ユキがクラスになじめるのかとか、まゆとの百合フィールドとかを純粋に楽しむ回ですね。

 

  あらすじ/スタッフ

こむぎに続いて転校生として学校に通い始めるユキ。みんなでその日の家庭科の課題だったハンカチの刺繍に取り組んでいる最中、ユキは、こむぎといろはを連れ出します。そして以前、まゆが友達に誤解されてしまったことを打ち明け、「いずれ傷つけるなら、最初から近づかないでほしい」と伝えますが、こむぎといろはは「たとえケンカをすることがあっても、ユキやまゆと仲良くしたい」と答えます。
こむぎたちが次の授業を受けていると、運動場にガルガルがあらわれました。パンダ型のガルガルは学校じゅうの人々を眠らせてしまいますが、こむぎにはその能力が通用しません。おかげでいろはたちは目を覚まし、キラリンパンダを助けることができました。
放課後、こむぎたちは、完成したハンカチを交換しあいます。こむぎが刺繍したハンカチを見たユキは思わず笑ってしまいますが、その打ち解けた様子を見て、いろはとまゆも笑顔を浮かべるのでした。

 

  評価:14/15点

 *各5点満点で評価する

脚本(シナリオ+構成)

  点数:4

ポイント:ガルガルを活かさない構成をしながら、ガルガルには本筋と関係ないけど盛り上がる要素を詰め込んでいた。また、本筋のストーリーについてはこれから学校生活を送っていくにあたってのわだかまりを解消する内容、そこにこれまでの経験からくる理屈があったりと納得しやすいよう理路整然としていた。

キャラクター

  点数:5

ポイント:

演出(作画+美術+音響+etc)

  点数:5

ポイント:この作品にしては珍しくわからせるような作画が少しあったし、ユキの表情のバリエーションが増えていた。いつもと戦闘の質も変わっておりそれを演出面でみせていた。

 

  感想

転校生ユキがこむぎ&いろはを認める回。今作においてここまでシナリオ進行のないお話は珍しいのではないだろうか。転校は前回進んだ内容と言えるので、本当に今回はなかったかな・・・?。”キラリンキツネの能力を使ったこと”や、”ガルガルがキラリンパンダだったこと”、”またまゆの集中力と前の学校での出来事”はトピックとしてありますね。あ、嘘つきました。ニャンダフルプリキュアありましたね。今作では飼い主とペットごとにチーム名があるという面白い仕様。ハピチャでもいろんなプリキュアチームがありましたね。
さて全体構成については、”転入→ユキの学校生活→まゆの集中→ガルガル”といった感じ。珍しい構成だった。ガルガルの存在が起承転結の”転”に当たることがほとんどなのに、今話は”結”でした。というのも、今作のシナリオと全く関係ないガルガルでしたからね。ガルガルの登場によってユキがこむぎといろはに向ける感情に変化が起きるわけでもなかったです。本当に定型句的なガルガルでした。だからこそ、キラリンパンダという変化球にキラリンキツネという変化球をぶつけることで見どころを作ったんでしょうね。無論ニャンダフルプリキュア!もその施策の一つでしょう。それはさておきガルガルパートが浮いていた分それ以外の要素詰めようぜ見たいな感じでしたね。つまるところそれ以外のところが今話の本質的な部分。ユキが学校に来た目的と、まゆの集中力についてですね。ユキが転入したのはまゆと一緒にいたいから、まゆを守りたいから。何から守りたいのかという部分が今話の命題。”まゆの交友関係”からですね。まゆは以前の学校でその集中力故に相手に勘違いをさせて仲の良い友達を1人失くしている。そんな過去を知っているからこそ、ユキはそうなる前にいろは達はじめクラスメイトとの距離感からまゆを守りたかったんですね。よくできてる。そんなユキに対してこむぎ達は、自身たちがケンカしたことでもっと仲良くなれたことや、喧嘩する可能性があるからと、今仲良くするのをやめるのは寂しいこと、一緒に遊んだほうがわんだふる!であることを伝えましたね。物語序盤でケンカイベントを入れたことで、こういう場面ですごく説得力が出ますね。まゆも自身の集中力がケンカの種になりうることを理解していたわけですが、いろは、こむぎ、悟がその集中力に理解を示すような描写があったのは好感を持てますね。そしてガルガルというワンクッションを挟んだのち、刺繍の交換。まゆとユキそれぞれが一つ山を越えたような描写でエンディング。まゆは集中癖をいろは達の前でみせたことで友達じゃなくなるんじゃないかと思っていたわけですが、刺繍の交換によってそうではないこと、悟の言っていたことが真実であることがわかりました。本当にうれしそうな顔をしていたので視聴者もうれしくなる。ユキは・・・よくわからん(笑)。ひとまずこむぎといろはのことを認めたんだろうことはわかるんですが、あの変わりようがすごくて理解が難しい。まあみんな仲良く、元気に、わんだふるーですよ。もしかしたら、今話の序盤でのワンダフルの下りのクエスチョンアンサーなのかもしれないです。ニャンダフルプリキュア!になったことで、ワンダフルーな気持ちを理解することが出来たのかもしれない。これならいろいろと納得できる。全体の話はこんな感じ(結構深く感想書いた気もする)。
トピックを出す。
***
■まゆと同じ席に座るユキ。
クラスメイトが視聴者の代弁をしてくれたので何も言う必要はない。
■わんだふるの意味を知らないこむぎ
すみません、、この子はアホなんです。
■なんでもこなすユキ
す、すごい。まゆの人物画のクオリティが凄まじいので東映に入ることをお勧めする。
■いろはとこむぎの刺繍
ひどい。ある時のお弁当でもそうだったけど、いろはの芸術適正は皆無なんだろうね。というか、この刺繍とこむぎが一緒に見えるってことは、いろはにとってもはや概念的存在なのかもしれない。一方のこむぎは全然まし。
■昼ごはん
根っからの甲斐性なんでしょうね、まゆに対して(笑)。こんな豪華な料理を作れるならデパプリ戦士になれる。こむぎのレクチャがかわいかった。
■演劇部の勧誘
この場では断ったけど、今話での心変わりを経て次回以降入部するなんて流れもあるかもしれないですね。プリキュアの部活動と言ったらトロプリが一番強いけど、そこに割って入るのが本作かもしれない!?
■まゆの過去
刺繍してるんだから、無視しているのではなく集中していることがわかるやろというツッコミはある(笑)。こういうことがあったのであればアニマルタウンに引っ越したことはまゆにとっては良いことだったのかもしれないですね。おそらくPrettyHolicをアニマルタウンで開くことで引っ越すことになったと思うけど。
■パンダのガルガル
自身も寝てしまうけど、周りを眠らせるの強すぎる。キラリンパンダの力で万事解決しそう。
■眠らないこむぎ
アホなんです。眠くなることで元気になっちゃうんです。
■ニャンダフルプリキュア!
まゆがずっと考えていたことを思うとそれだけで幸せになれる。そんなまゆがユキに耳打ちする描写も最高。こいつら最高。次回からは2つの変身バンクが定型になりそうですね。
■キラリンキツネ
最強。アニメとしてこんなにずるいアイテムがあっていいのだろうかと思ってしまう(笑)。戦闘にたるみが出てきたらとりあえずキラリンキツネの力を使っておけば違いを出すことが出来そう。プリキュアがタイヤになってしまうのは面白い、こういう方向性はプリ5やスマイルと通ずるものがある。
***
しばらくは日常回が展開されそうですね。つまりここからが正念場、ここでどれだけクオリティを落とさないかが真価となるポイントです。
そういえば今作はプリキュアが全員同じクラスになりそうですよね。これまでのプリキュアシリーズで全員同じクラスの作品は1つしかないんですよね。スマイルプリキュア!。なんとなくアホアホな作風とか似ている部分はあるので、そういった作品はなるべき常に一緒にいるような距離感がいいのかもしれないですね。プリ5、トロプリもナッツハウスやトロピカル部といった距離が近くなるような設定がありましたね。
以上。

 

  構成

【起】転入

転校生の自己紹介。
猫屋敷ユキ。
ため息をつくクラスメイトとはしゃぐこむぎ。
ユキはこむぎのとなりに座るよう指示されるも、まゆの席に一緒に座ってしまう。
まゆのとなりの少年に席を変わるよう要求するユキ。

【承】ユキの学校生活

 /オープニング
【まゆとユキのスクールライフ】
ユキに学校のことを教えようとするこむぎ。
ワンダフルについて尋ねるユキ。こむぎはその意味を知らずに使っていた。
わんだふるぷりきゅあ!を断るユキ。
 /
人間のふりをこなすユキ。学業・美術・運動・刺繍。
出来の悪い刺繍のいろは&こむぎ。
 /
屋上でお昼ごはん。豪華な丸の内弁当を持参してきたユキ。みんなが寝てる間に作った。
まゆに手料理を食べさせるユキ。
一緒に食べていたクラスメイトに演劇部に勧誘される。
まゆが入らないからと誘いを断る。


 /
まゆとユキ。
まゆと一緒にいることが目的。

【転】まゆの集中

まゆとユキに教室で刺繍を教えてもらういろはとこむぎ。
悟は大福の刺繍を作成する。
作った刺繍をいろはとまゆ、こむぎとユキで交換することを提案するいろは。
拒否するユキ。交換したいとするまゆ。
 /
周りの声が聞こえないくらい集中して刺繍をするまゆ。
ユキに呼び出されるいろは。
 /
ユキ「あなたはあの子と違うのね。」
 /アイキャッチ
前の学校での友達とのお話。
集中すると周りの声が聞こえなくなることで、友達に誤解を与え友達ではなくなってしまった。
こむぎ「友達だけどケンカすることもあるとする、ケンカしたことでもっと仲良くなれた」
いろは「明日ケンカするかもしれないからって今日なかよくするのをやめちゃうのは寂しい。私はユキともっと仲良くなりたい。喧嘩しちゃうかもしれないけどそれでも。」
こむぎ「だって一緒に遊んだほうがわんだふるー!でしょ!」


 /
刺繍を終えたまゆ、ユキたちが離席していることに気づく。
集中していたことで、無視していたかもしれないことに不安を感じるまゆ。
悟がいろは達の反応を説明する。

【結】ガルガル

ガルガルの登場。
授業中にこむぎとユキが気付く。
校庭に出現した。
 /
ガルガルの鳴き声によってこむぎを除くすべての人が寝てしまう。
こむぎの声によっていろはとユキとまゆが眠りから覚める。
こむぎは眠いと逆に元気になる。
 /変身バンク(わんだふるぷりきゅあ!)
ユキ「わんだふる・」
まゆ「こういうのはどうかな?」
 /変身バンク(ニャンダフルプリキュア!)
「ニャンダフルプリキュア!?」
目にくまをつけながら解説する悟。パンダのガルガル。
寝相が悪いことで近づくことが出来ない。
プリキュア同士でつねることで眠気を覚ます。
寝落ちするフレンディと悟。
 /
ニャミーによるキラリンキツネの作戦。
ワンダフルをタイヤに化かして、ガルガルを起床させ、遊ばせる。


 /
ガルガルが疲れたところで「プリキュア!アミティールミエール!」
浄化に成功。
ニャンダフルプリキュア!がおうちに帰す。
 /
刺繍を交換する。
こむぎとユキが仲良くなる。


 /エンディング
 /次回予告