【まとめ】【評価】【感想】#09-13 WIND BREAKER | じゅんぷーのブログ

じゅんぷーのブログ

ブログの説明を入力します。

 

目次
#09
#10
#11
#12
#13
他シナリオ

 

#09『梅宮の流儀』

  評価:7/15点

▶ 脚本(シナリオ+構成):2/5点

▶ キャラクター:1/5点

▶演出(作画+美術+音響):4/5点

 

  感想

兎耳山に翻弄される回続。今話も翻弄されまくりました。キャラクター描写が本当に終わってるんですけど、兎耳山がサイコパス過ぎて爆笑する場面がいくつかありました(笑)。サイコパスかと思ったら急に饒舌になるしwwww。兎耳山が正気に戻ったきっかけがしょうもなかったですね。作画カロリーは高いんですけど、脚本全般が薄味でしたね。なんのために戦ってたんだろうね。次回から何やるのか分からないけど、エンディングが好きなのでいいや。

以上。

 

#10『対話』

  評価:9/15点

▶ 脚本(シナリオ+構成):3/5点

▶ キャラクター:3/5点

▶演出(作画+美術+音響):3/5点

 

  感想

喧嘩ジャンルのアニメでそのタイトルが対話という面白い回。本当に対話しかしなかった。前半は獅子頭連と防風鈴の6人で打ち上げ、後半はいつもの喫茶店で歓迎会。中村悠一がとにかくしゃべってばっかだった(笑)。内容については特にない。前回までで出そろっていた情報を対話しながらまとめてくれた感じ。喧嘩がないと面白くないかと思いきやそんなこともなく、キャラクターの掛け合いのテンポがよくストレスなく視聴できた。

以上。

 

#11『新たな級友【とも】』

  評価:10/15点

▶ 脚本(シナリオ+構成):3/5点

▶ キャラクター:3/5点

▶演出(作画+美術+音響):4/5点

 

  感想

感想なし

 

#12『頼られる者』

  評価:14/15点

▶ 脚本(シナリオ+構成):5/5点

▶ キャラクター:5/5点

▶演出(作画+美術+音響):4/5点

 

  感想

悪い点がないただの神回だった。

級長を通して「頼る」ことを学ぶ回でした。構成としては、”級長になる→見回り→名前を覚える→校内アナウンス”という感じ。本作のテーマと、今話におけるテーマ、そして級長という題材が見事にマッチしていた。序盤に桜が級長になることで、”頼る”とはどういうことことなのかという問題定義をしていた。そこからの展開は、桜が経験して考える時間。見回りを通して自身と似たモデルを見たことで「頼る」ことを知りました。それと同時にどうして自身が頼られたのかという新たな疑問が出てくる。また、それとは別に級長になったとてやりたいことがないことに改めて悩む。そんな時にことはと出会うことで、名前を覚えること、名前で呼ぶことを1stステップとして提示されました。気づけば桜が誰かの名前を呼ぶことはこれまでなかったんですね。何のイベントもなく、桜が他人の名前を口に出すようなことがあれば違和感を感じますよね。そのイベントをこの級長のタイミングに合わせるのは秀逸に感じた。早速頑張って覚える桜はかわいい(笑)。この時、クラスメイトの杏西が何かトラブルを抱えてそうな描写がありましたね。次回が最終回ということもあり、1話で回収できるイベントの仕込みでしょうかね。原作を知らないのでわからない。その後校内アナウンスがかかり全員集合。楡井が全員の名前を覚えたところに感銘を受けた。自分に何が不足しているか分析して、そのうえで何が必要かをしっかり理解することに好感を持てる。ケンカ作品でケンカが弱いキャラに存在意義が果たしてあるのだろうかと思っていましたが、見直しました。これによって、桜は自身の不得手のことを他人に頼ることを知りました。そして彼が初めて人の名前を呼びました。感動。というか桜が最初に覚えた名前が彼らふたりなんだろうなとか考えると脳汁が出てくる。

この後は四天王とその補佐が出てくるだけ。だけじゃないんだけど、この作品のこういうところはあまり好きじゃないので触れるだけの感性を特段持ち合わせていない。この人たちは何と戦ってるんだろう。

桜が級長になることを通じて頼ること頼られることをしっかり感じることが出来る良い回でした。良い流れですが、次回で最終回。このタイミングで四天王とか出てきても我々視聴者は求めてないんですが、最後に何か一イベントあるんでしょうかね。

以上。

 

#13『友のため』

  評価:10/15点

▶ 脚本(シナリオ+構成):3/5点

▶ キャラクター:3/5点

▶演出(作画+美術+音響):4/5点

 

  感想

切りどころ・・・って感じの回。というかシリーズ。2クールの構成だが2クール目が2025年とかなり間が空く。にもかかわらず13話のこの良いところで切ってしまうのが非常にもったいない。前回から主人公とその同級生にスポットが当たるようになって面白いなと感じてきただけにね。

で、今話は四天王が同乗する序盤、そこからKEELの登場により新たなトラブルに巻き込まれる展開になりました。まず、四天王さんいります??(笑)。KEELとのいざこざの中で登場するのなら必要な描写だけど、にしても無駄な尺に感じた。そこから無理くり杏西と幼馴染とKEELを絡めてましたね。正直なところ新しいイベントの作り方として本作には合ってないなと感じた。KEELというチームの存在をもっと前の段階で頭出ししてたらよかったかもしれない。というか、東京卍はじめとしたこういった喧嘩ものは次から次へと強いチームが出てくる展開に無理を感じるんだよね。初めから名のあるチームを出しといてほしい。話がそれた。展開の作り方はいけてなかったけど、あの桜がクラスメイトに親身になっている姿には来るものがありました。そして最後の階段踊り場でのやり取り。あそこのタイミングでエンディングが挿入されるのはずるいですね。この曲の最後の使い方として正に100%ですね。というか単純にエンディングが好き。オープニングがも好きです(笑)。その後校外に向かって歩く描写をもう少しまともにしてほしかったな。

微妙な作品が微妙な形で一旦終わりましたね。終始目的とやることが不一致だったことで、物語に納得感がなくて視聴者は作品に入り込むことが出来なかった印象がありました。よく制作会社の無駄遣いという言葉を見ました。それは言い過ぎですね。脚本を書いているのも制作会社ですから。CloverWorksが被害者みたいな風潮は好まない。ただ、作画クオリティが高くて脚本が面白くなかったのは間違いないです。それ以上は言えない。ただし、さっき書いたように目的と行動に乖離があることが問題で、そうではない回がいくつかあってそういった回は普通に面白かったです。

それにしてもテーマソング良かったな。2クール目がいつになるのかわからないのでモチベーションが保てるのか分からないですね。まあ気長に待ちましょうという感じ。

以上。

 

その他のシナリオ