【評価】【感想】烏は主を選ばない #08 | じゅんぷーのブログ

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▼本作の評価・感想・各話リンクは以下にまとめています。

 

目次
あらすじ
評価
感想
構成

 

侵入者

  前置き・・・

前回が転落、今回は侵入者。急に暗いタイトルが二つ続きますね。前回は飛び降りがひきだったのでそれがどうやって回収されるのかに期待して見ていこう。

 

  あらすじ/スタッフ

桜花宮で人死にが出た。心を痛めた東家の姫・あせびは、報告に来た澄尾(すみお)に追いすがる。北家の白珠(しらたま)は、あせびに言いがかりをつけ責めたてるが、南家の浜木綿がその場を収めた。一方、若宮の頼みで、庭師の一巳(かずみ)を桜花宮を見下ろす崖へと案内した雪哉。そこから見えたのは、生気を失った白珠の姿だった。彼女を見つめる一巳の目には焦燥が宿る。そして、夜。闇に沈んだ女の園に、何者かが忍び込んだ。

 

  評価:10/15点

 *各5点満点で評価する

脚本(シナリオ+構成)

  点数:2

ポイント:場面の切り替えが多かったわけではないが、いろんな場面と切り替わるため頭が追い付けなくなる。また今話のメインとなる議題以外の要素に尺を多く使っているためわかりづらい。

キャラクター

  点数:4

ポイント:

演出(作画+美術+音響+etc)

  点数:4

ポイント:

 

  感想

頭が痛くなる回だった。各キャラクターに思惑があるし、各キャラクターが把握している物事がある。それらを我々視聴者は理解しておかないと100%を楽むことはできないなと思った。そして私にはそれができない(笑)。
長束と路近の会話から本編が始まりました。彼らの口からは敦房と桜花宮での人死について語られました。多分大した意味はなくて、長束派は若宮派のことをこのくらい把握できていて、桜花宮での出来事もしっかりと情報を握っているということを視聴者に見せるだけかなと。そして人死にの正体が早桃だと判明しました。あせび、藤波は確実に悪者じゃないことはわかるんですが、他の人から見たら明らかに手引きしたように見える。かわいそうに。白珠は人の死にあまり動揺せずに北家の悲願のために尽くしている感じがした。そして浜木綿はこの時点ですでに白珠のことを理解していたんだなと感心。一巳の下り。前回登場したときはちょい役だと思っていたのに大立ち回りで殺されちゃいましたね・・・。びっくり(笑)。崖でのやり取りにて雪哉が口に出した言葉が図らず的を射ていたのは面白いですね。こういうところからも雪哉が優秀であることが見て取れます。若宮が登殿を辞退したという姫と面会する場面がありましたね。恐らく北家・白珠と変わったものかと思いますが、それ以上のことはわからず。そして文を裁断して折り鶴を折る白珠の描写がこの辺りで2回ほど出てきました。恐怖の一言ですが、この文は若宮から送られたものかと思いますし、滝本って人が管理してるんじゃないのかと新たな疑問が湧いてきます。ただしその回答は今話では何もない。そして最後に侵入者。タイトルの回収が遅い。白珠に会いに来た一巳だったわけですが、真赭の薄と間違えたことが運の尽き。斬首に処される。ここでも滝本さん登場。なぜ斬首にした。こいつ絶対裏ある。そして言われればぐらいの推論から盗人の一味であることにされる一巳と早桃。で、浜木綿は白珠の元に向かう。そこで白珠が一巳のことを好いていたことなどが判明。それ以上のことはわからない。
いろんな人が絡み合って物語が深まっていく作品なので非常に難しい。そしてこの難しさが非常に嫌に感じる。今期は時光代理人という作品も放送しており、そっちもかなり難解な部類に入るが難しさに全く抵抗がないのだ。この違いが大きくて、なんだかんだストレスを感じながら視聴してますね・・・。美術やキャラクターの掛け合いのクオリティーの高さでごまかしてるんですがね(笑)。話が脱線した。前回に引き続き白珠にスポットを当てたような回になりましたね。そこ一巳や浜木綿が絡み合って物語は大きく前進しました。白珠については前向きに登殿していないことがわかりましたね。その一方で浜木綿については全然語られない。また、滝本についても裏がありそうな感じはしているが何もぼろが出ないので全く分からない。そして早桃についてはせっかく死んだのに今話では彼女から物語の進行はなかった。南無。
次回に向けてのひきのような展開がなかったことから、今話に引き続き白珠の深堀がなされるものだと考えます。若宮が北家?の元?姫?と密談しているあたり、そろそろ桜花宮の姫たちと会ってもいい頃なのかなと思っています。さてどうなる次回。
以上。

 

  構成

【起】人死に

鏡の前で手を合わせる長束、その後ろ路近。
若宮とかかわりのある敦房について、桜花宮での人死にについて。
 /オープニング
若宮たちが人死にの現場に訪れる。
自害の可能性はないだろう。

【承】早桃

早桃であることが判明。
あせびが泣きながら澄尾に問い詰める。
澄尾が去る。
この場に泣きじゃくりながら藤波が現れる。


 /
北家、南家の会話。疑われるあせび。
あせびの母についても侮辱する白珠。
真赭の薄が助太刀するも、返り討ち。そこに浜木綿が渡り船を出す。
滝本から外部連絡について厳しい言葉。

【転】

一巳について会話する若宮と雪哉。


 /
一巳から話しかけられる雪哉。
桜花宮を見下ろす崖に2人で向かう。
白珠を見た一巳。


 /
文?を裁断する白珠??


 /
中央のお使いとして訪れる若宮。
 /
敦房と南家当主の会話。若宮を侮るなという内容。
 /
顔の傷により直前に登殿を辞退した姫と若宮の面会。
が、顔の傷などない。
登殿を辞退した理由を若宮にのみ話すとした。
 /
裁断した文で折り鶴を折る白珠。

【結】侵入者

真夜中の桜花宮。
真赭の薄の前に現れた侵入者。
 /
総出で侵入者を捕える。いや斬首。
そこに居合わせた白珠は頭がおかしくなってしまう。
 /
姫たちに事を説明する滝本。
 /
浜木綿はその場を後にする。
北家の元に向かう。
白珠と対面する浜木綿とあせび。
 /
宿下がりを薦める浜木綿。
一巳について知り合いであることは明言する。