▼本作の評価・感想・各話リンクは以下にまとめています。
目次
あらすじ
評価
感想
構成
カソウライブ
前置き・・・
そろそろこの作品のゴールを示してほしいなと思っている。だらだらと曲を作るだけの展開は辛いので目的をプリーズ。この作品は音楽要素と百合(きらら系)要素が入っているので競合も多い。先日ガルクラの8話が最高だったり、ハイスピも着実に面白くなっている(ワンルームには触れない)。本作もここらでアクションを起こさないとただのかわいい女の子のアニメになってしまう(某リコリコのように)。
あらすじ/スタッフ
夏真っ盛りの八月、二ヶ月後には結成一周年を控えた「JELEE」。自分たちの声をファンに直接届けたいという花音の提案で一周年記念の仮装ライブを行うことに。だが、それにはライブ用の新曲作成に会場の選定とやることだらけ。そこで一気に片付けてしまおうというまひるの提案で4人で合宿をすることになる。いざやってきた合宿の日、会場を予約しためいに案内されたのは……
評価:10/15点
*各5点満点で評価する
脚本(シナリオ+構成)
点数:3
ポイント:きれいな構成とは裏腹にシリーズ全体構成が不安。
キャラクター
点数:3
ポイント:
演出(作画+美術+音響+etc)
点数:4
ポイント:
感想
ハロウィンに合わせてJELEEらしい仮装ライブをするぞ!という回。
全体の流れは”提案→合宿→ネットニュース→ライブ配信”といった感じ。起承転結のきれいな構成だったし、【転】の部分をアバンに見せておくことで、視聴者が不意打ちを食らうことはなく受け入れやすくなっていた。
この作品を観てて思うことは、ストレートを打ってこないなと。ジャブの後にフックとかアッパーとかしか打たない。正攻法をしてこないからこの作品の本筋の部分がなかなか言えてこないんですよね。だからかキャラクターに感情移入が出来ない。今話で言うと無観客ライブ。なぜ普通のライブにしなかったんだ。花音がなぜ暴力沙汰を起こしたのかも明確にされていないので、花音が悪者かどうかもよくわかっていない。それゆえネットで吊るし上げられることに何も感じない。順序が逆なんですよね。先に暴力沙汰について少しでも触れておくべきだったと思う。無観客のライブを盛り込みたいがために、(暴力沙汰を)都合よく使われている感じしかしない。多分の過去の悲劇の中で必死に頑張る姿を見せたいのかもしれないけどそれは無理がある。青いサイリウムとか青い傘で会場がお追われる様を観たかったです。ファンアートのライトアップとか不要でした。
ただし、それまでの展開は少し好きでした。めいがホテルを決めるところからラブホに泊まるまでの一連の流れはあるあるですがハマりますし。それ以降も・・・それ以降は何があったかあまり覚えていない。作戦会議して練習して準備してって感じだったよね。多分。で、話は飛んで最後にサンフラワードールズにイラストの依頼がヨルに舞い込みましたね。この作品は前の話から次回の展開を決めるようなひきは使ってこなかったんですが、ここに来て入れてきました。どう転んでも面白いですが、ヨルは依頼を引き受けてほしいなと思う。お母さんとバチバチになった方が楽しいから(笑)。
以上。(気づけば作中のカレンダーは10月です。受験勉強しなくて大丈夫なのかな・・・)
構成
【起】ハロウィンに向けて
ネットにアップされた動画、画像から花音が特定される。
/
エアコンに涼む一同(キウイ以外)。ハロウィンに向けて仮装ライブの検討。ファンに向けて直接届けたいのだ。
/オープニング
1週間後。
キウイから配信での報告。
/
せっかくのライブだから新曲、合宿をする。
/
まひると花音の通話。
【承】合宿
合宿スタート。
まひるとキウイの実家の近く。
ラブホテルに泊まることに(笑)。水族館のような室内。花音のコスプレ。かわいい。
ステージの選定。もう一年経過している。
サイリウムを振るファンのことを考える花音。
/
リアルライブをすることを配信で告知。青いサイリウムを用意するようにと。
/
ライブに向けて準備をする。
/
雨の中屋上ではしゃぐ。
【転】ネットニュース
ステージの準備に取り掛かる。
そこに元アイドル・橘ののかがJELEEとして活動しているというネットニュースが流れていることに気づく。
/アイキャッチ
ステージ側からライブを中止するようにと。
キウイは無観客での開催を提案する。
【結】無観客ライブ
2か月後。
会場がファンアートで彩られる。
ショーのスタート。
視聴者、コメント、評価、フォロワーが一気に増える。
配信終了とともに倒れこむJELEE達。