▼本作の評価・感想・各話リンクは以下にまとめています。
目次
あらすじ
評価
感想
構成
最後の晩餐
前置き・・・
前回久しぶりのダイブを見せたことで私のテンションはだいぶ上がっていましたが、1週間経ってもなお興奮してます。冗談ですが、本作らしい緊張感のある引き。ダイブ先でもリアル世界でもターニングポイントになりそうなところで今話に引継ぎだったので非常に楽しみではあります。
あらすじ/スタッフ
ヒカルの病室に現れた人物から受け取った写真により、言葉の話せない少女の中に“ダイブ”したトキ。 少女・李天希には李天辰という兄がおり、彼は新しくできた友達について楽しそうに語るのだった。やがて帰宅した父・李凡と母・劉蘭と家族4人の夕食が始まるが、棚にあるカメラを発端に李凡の態度が豹変する。
評価:14/15点
*各5点満点で評価する
脚本(シナリオ+構成)
点数:5
ポイント:この作品にだけ許されるようなそんな回でした。普通の作品ならフル尺で主人公たち以外を映すなんてことをしたら飽きますし、この作品で観る意義がわからなくなると思います。この作品であれば本筋の話とリンクしていますし、主人公たちの姿かたちはあまり出ないですが中身としているし、そもそも話のクオリティが高く面白いんですよね。また、謎のある演出(隣人とのクレーンゲーム、隣室でゲームをする、兄が食事に行くのを躊躇う、医者、池に突っ込む男の子)を撒いておいてそれを回収するタイミングが最後のあの一幕にまとまっているのはすごいなと感じました。
キャラクター
点数:4
ポイント:
演出(作画+美術+音響+etc)
点数:5
ポイント:単純にどの描写も構図がよくできているから見やすい。
感想
ダイブ先での話を視聴し気づいたら終わっていた。全く知らないキャラの物語を1話通して観ていたわけですが、ものすごく引き込まれていた。とはいえ全く知らない家族のDVのお話なので刺して語ることはない。家族4人と隣人1人とドクター1人がいて、妻とドクターが不倫関係にあると思い込んでいる夫からのDVがメインとしてあって、長男と長女が何とかしようと隣人に助けを求めるもその手は届かず、夫によって殺されそうなところでトキが何かを決意する。その時ヒカルは何かを叫び…。という感じで理解しました。トキが何か改変したのか、そして署にいる女性が誰で何の目的があるのかが早く知りたい(笑)。前回に引き続き強烈な引きを残して終わっちゃったので待ちきれない。
構成
【起】
謎の男性からクレーンゲームのやり方を教わる。この作品にしては珍しくデフォルメ演出。
男性は家の前までついてくる。お隣さん、らしい。兄の登場。本当にお隣さんだった。兄はお隣さんに何か恨みを持っているようだ。手話を使って誰の言葉かを聞く。池の中に飛び込んだ少年の言葉。お兄さんから手話の勉強。
【承】
父親の帰宅。兄はどこかためらっている?中華料理美味しそうだ。
/
そのころ隣の部屋では先ほどの男性がゲームをプレイ。
【転】
再び食卓。
カメラの話。母親がカメラを隠していたのを父親が問い詰める。どうやら外で不倫相手を作っているようだ。どうも不倫相手ではなくて妹が通っている病院のお医者さんのようだ。
父親から虐待を受ける母親。妹に救いの目を向けられる兄。
妹は隣人に助けを求めるが、時すでに遅し。
お母さんが子供をかばって殺されそうになるところ、先ほどの隣人が現れる。が、お父さんの圧に負けてすぐに撤退。
【結】
母親が離婚を申し出るも聞き入れられず、そのまま・・・妹(トキ)がまたなにかしちゃうのか。。
/
そして署にてトキとピンク髪のキャラがエンカウントする。