▼本作の評価・感想・各話リンクは以下にまとめています。
目次
あらすじ
評価
感想
構成
ウェッジと後悔
前置き・・・
とんぼとゴンじいのハートフルな田舎の物語で十分楽しめそう。おっと・・いがいがを忘れていた。
あらすじ/スタッフ
3鉄1本しか使わない独特なプレースタイルで、ゴルフ経験豊富な五十嵐も驚くほどの才能を持つとんぼ。五十嵐は自身のウェッジのグリップを3鉄に付け替え、とんぼにウェッジを使うことを試させる。ウェッジでの正しいボールの打ち方を教えようとする五十嵐は、かつて、自分の息子"凜太郎"にゴルフを教えたことを思い出す。凜太郎から「ゴルフをやる喜び」を奪ってしまったという後悔と向き合うことに―。
評価:13/15点
*各5点満点で評価する
脚本(シナリオ+構成)
点数:5
ポイント:構成が良すぎて泣く場面はなかったが泣けた。(1)3鉄しか握らないとんぼ(2)いがいがの作戦(3)ウェッジと後悔(4)ゴルフ仲間 という起承転結がきれいにハマっていた。それに加えて序盤にいがいがにいらいらするとんぼの描写があったから終盤でゴルフ仲間となった2人とのいい対比になっていましたね。
キャラクター
点数:5
ポイント:いつもどおりいがいがととんぼだけの掛け合いなんだけど、これまで以上に師弟の味が出ていた。そこに息子への厳しい指導の回想シーンがありより映えていた。シンプルにとんぼがかわいい。
演出(作画+美術+音響+etc)
点数:3
ポイント:
感想
絶対3鉄ウーマンだと思っていましたが、ウェッジを握ったとんぼ。いがいがの作戦が光ったわけですが、なんとなくとんぼがいがいがのことを認めたような感じがして好きです。そしていがいがもまたとんぼを認める描写がありました。いがいがに何があったのかまだ少ししか明かされていないが、初めてのゴルフ仲間が出来た、それほどにとんぼのことを認めているそう。ウェッジと後悔なんてマイナスなタイトルでしたが、ふたを開けてみればその後悔を糧にゴルフとうまく付き合っているような回でしたね。
とんぼが小さな一歩を踏み出した形になりましたが、次回どうなるんでしょう。このレベルで面白い作品だと引きの演出がなくても次回が楽しみになってしまう。
以上。
構成
【起】
ゴンじいと漁。
ゴルフ場の整備。いがいが上手。
いがいがのゴルフ、手を抜く。うそつきは嫌いなとんぼ。わたしも嫌いです。
【承】ウェッジ
ウェッジを薦めるも即否定される。
ウェッジを使って見せることで興味を示させる。
良い手を思いついたいがいが。こういうときは上手くいかない気がする。
【転】ウェッジでの練習
きれいなグリップと交換した3鉄。
放課後それをとんぼに見せると喜びと怒りを見せるも、お古のグリップをウェッジに付けることで怒りは収まり、むしろ使わせることに成功する。これは脱帽ですね。
練習。
あれはりんたろうのウェッジだった。誰だよあんた息子かよ。
息子への指導があまりにも厳しいいがいが。くそ野郎過ぎる。
ゴルフを楽しむことが重要。どんなことでもそうですね。
そういうわけでとんぼが毎日楽しそうにゴルフしている姿は視聴者的にも幸せになれれう。
ウェッジリフティング。
【結】初めてのゴルフ仲間
あのベンチに座りながら沈みゆく太陽を見るいがいがととんぼ。