夜のクラゲは泳げない #01【夜のクラゲ】感想 | じゅんぷーのブログ

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  あらすじ/スタッフ

ごく普通の女子高生、光月まひる。
イラストレーター「海月ヨル」として活動していたこともあったが、周りに流されてすっかり量産型女子になっていた。
ある日、まひるはハロウィンが迫る夜の渋谷で不思議な少女、山ノ内花音と出会う。
渋谷に残り続けるまひるのトラウマ——クラゲの絵を好きと言う彼女にどこか惹かれるまひる。
自分の好きを貫くため、匿名シンガーとして活動する花音は、この特別な出会いをきっかけにまひるを仲間に誘う。

 

  構成

【起】

モノローグ。

小学生と高校生の姉妹の会話最高。美術が素晴らしい。キャラクターの表情が豊か。

イラストレーターをやめた?今はやっていない?

すごく本作のテーマを押し出す作品。こういう作品はうまくいかないことが多い。

天使と悪魔のコスプレ。

【承】クラゲはひとりじゃ泳げない

過去自分が描いたクラゲの壁画をバカにされる。

クラゲの前でパフォーマンスするアイドルに一言ぶつける金髪の少女。を尾行。

あの絵が好きな少女。

【転】山ノ内花音

クラゲの絵に一目ぼれ。その少女にありがとうを伝えたかった。

元アイドルの少女カワイイ。高橋李依なのは少し違和感。今のところあってない気がする。

そんな彼女は匿名シンガーとしてネットで活動。

意気投合。一緒に活動してみないか。。。拒否。周りの目が気になって絵を描けない。

主人公の主張。謎のアングル。

【結】JELEE

帰宅。やめた理由について。

そしてまたあの少女がクラゲ壁画が歌う。

ステージ。

 

  評価:14/15点

 *各5点満点で評価する

■脚本(シナリオと構成)

点数:5

ポイント:次回いらないんじゃないか。そう思えるほどよくできた1話でした。夜のクラゲが2人の共通点でそこから話が展開されていく。この時点でふたりの出会いが偶然ではないこともシナリオとしてよくできている。

主人公まひるは自身が量産型であることに不安を感じていたところから物語が始まり、まひるの過去に触れ、花音と出会い、花音の過去に触れ、チームを結成するという流れ。今期のアニメの中で最もきれいな第1話ですね。

また第1話からタイトルの回収も完了しました。クラゲは自分の力で泳げない生き物であり、そこに主人公の別名である夜というワードがくっつくことで、花音と一緒なら泳げるという意図をくみ取れますよね。

これらを第1話でやってのけるのすごいな。しかも本作の掲げるテーマなんかも十分に回収されているので本当にこの1話だけ見れば網羅できるんじゃないのか。

■キャラクター

点数:4

ポイント:2人の掛け合いのみといっても過言ではい。2人のそれぞれの過去に触れ、現在ともに歩んでいく。第1話ながらに2人の関係性に感動しました。個人的に高橋李依の起用にはものすごく違和感を感じています。次回から慣れるものなのか。

■演出(作画や音響等)

点数:5

ポイント:ライトアップされた夜みたいな美術。とにかく世界観を大事にしているなと感じた。作画が安定している。そして何よりカメラにこだわっていましたね。誰が見ている情景なのかを意識した構図になっていたし、アグレッシブなカメラの動きがあった。※キャラクターの動きではない。途中よくわからない動きもあったが、今話の引きのステージではいかんなく良さが出ていた。

 

  感想

これ動画工房ってほんとですか。。。

急斜面を描いていた動画工房からNEW GAMEの動画工房に完全復活したんですね(【推しの子】で復活してるか)。