学生が先生の授業を評価する制度を確立。わかりやすい授業への努力はじまる | 大学教授に社会人からなる方法・・・・確実な道筋教えます     

どうも

熊田です。

 

23、 学生による「先生別の授業評価制度」の導入に成功

 

ある日、懇話室の前を通りかかると、数人の学生が

困った困ったと、なにか途方にくれている様子でした。

 

東大から天下りして来た統計学の教授が、新学期に

授業が始まってから無言のまま、数式モデルを黒板に

書くばかりで、一言もしゃべらない授業をここ何週間も

続けているという。

 

自分たち学生は、なにも分からずに、

毎回、黒板の数式を筆写しているだけである。

 

たまにその(前)東大教授に、先生、なにもわかりません

と訴えると、彼は「勉強すれば解ります」と答えるだけ

だという。

 

察するに、彼の考えでは、難解な数式をいとも簡単に解く

崇高な此のご自分の後ろ姿を見せておれば、いずれは

 

学生が自ら発奮して勉強する気になるであろうと、

思い込んでおられるらしいのです。

しかしここにいるのは、東大生ではありません。

 

偏差値が50あるかないかの高校から来た学生たちです。

分かるはずがない。たとえ分かったとしても

1000人に1人もいないでしょう。

 

 

この授業のやり方では、学生が得るものは、なにもない。

単なる授業料と時間の浪費にすぎない、と思いました。

 

そこで、全国の大学に先駆けて、学生が全教員の授業の上手・下手、優劣を

評価する仕組みを作り、結果を毎年、学内で公表するようにしました。

 

その結果、全教員の授業が、

わかりやすく、面白く工夫されるようになるという

大学の消費者主権化の見地から大きな進歩がありました。

これは大学改革の一里塚として、全国的に普及していきました。