11/10 国分寺GiveHearts | 新谷隼平OFFICIAL BLOG

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青森県五所川原市出身 孤独を愛するうたうたい。

2022年11月10日(木)国分寺GiveHearts10周年記念イベント

新谷隼平主催イベント「新谷の時代」

 

 

主催イベントの開催は、2020年11月に開催した「絶望フェスティバル」@天窓.comfort以来でした。

僕は信頼する仲間たちと力を合わせて一日の音楽イベントを創り上げることが大好きです。

それがあったからこそたくさんの人に出会えたし、音楽活動が充実したものとなっていました。

しかし、コロナ禍以降、主催イベントや主催フェスなどこれまで行ってきた活動が難しくなったとき、新谷隼平としての今の現状を思い知らされました。

自分の音楽だけでしっかりと地に足をつけて確立させないと現状を打破できないと思い、しばらく自分発信で開催する仲間たちとのイベントは開催してきませんでした。

すべてに理由があって、タイミングや流れというものは大事にしたいという想いがあり、今回はまさしくそれらがすべてそろったので開催に至りました。

 

 

国分寺GiveHeartsはコロナ禍以降最もお世話になったライブハウスです。

定期的に開催しているワンマンライブをしばらくギブハーツで開催してきましたが、活動を広げるためにもこれから会場を変えて開催していきたいと思い、7/1のワンマンでギブハーツでの活動に一度区切りをつけたところでした。

そんななか、ギブハーツの店長、谷口さんより今年の11月でギブハーツが10周年を迎えるので僕にワンマンまたはイベントを開催して欲しいと連絡を頂きました。

お世話になったライブハウスからこのような連絡をもらえたのは本当に嬉しかったですね。

11月には別会場でワンマンライブを決めていたので、主催イベントで10周年をお祝いすることに。

それですぐに岩船ひろき、小関峻、横田悠二の3人に連絡を取りました。

みんなのスケジュールを聞いて11/10に決定。

オファーするときはどきどきなのですが、毎回すぐに返信、OKしてくれる大好きな仲間たち。

今回はこの3人以外は思い浮かびませんでした。

仲がいいのもありますが、コロナ禍以降それぞれが配信やyoutubeなど、自分の音楽を持って戦っていながら音楽人としても成長していく姿をSNSなどでずっと見て来ていてリスペクトしている3人です。

それぞれがそれぞれの音楽、活動で確立していて、本当にすごい。

久しぶりの主催イベントをこのメンバーで開催できることに心から喜びを感じました。

 

 

イベント当日。

ずっと楽しみにしてきた日だったので、やはりというかなかなか眠れずの朝だったのですが、ここで緊急事態発生。

住んでいるアパートの下の階で火事。

慌てて飛び起きて財布とスマホだけもって避難。

大騒ぎで住民みんなで不安になりながら行く末を見届けていましたが、幸い、火災は風呂場のみで消化も済んだみたいで大事にはなりませんでした。

身近に火事で大変な目に合った人もいたので、決して他人ごとではなく、誰も大きな被害がなくて本当に良かったと安心しました。

人生いつなにがあるか本当にわからないものです。

いいことも悪いことも。

日々生きることを全うしようと改めて思いました。

 

 

16時過ぎに会場入り。

撮影スタッフのhotaさん、ひろき、悠二、峻とみんなも続々到着。

こうしてみんなが集まってくるときは本当にわくわくしますね。

このメンバーともお馴染みでギブハーツスタッフのかばちゃんとも音響と配信で一緒にイベントを創れたことも嬉しかった。

順調にリハが進み、顔合わせを終えて開場を待っているときに突然、シンガーソングライターの小田和也さんが登場。

来てくれるという連絡はもらってなかったので嬉しいサプライズでした。

みんな、和也さんをリスペクトして、和也さんの背中を見てここまで活動してきました。

このメンバーで和也さんとライブしたことも数え切れず、こうしてあたりまえのようにみんなでいると絆を感じずにはいられませんでした。

益々いいイベントになる予感。

 

 

いよいよ開場。

 

 

 

開演までは楽屋で出演者プラス和也さんでマシンガントーク。

話は尽きず、コロナ禍前はこれを毎週のように当たり前にやっていたんだよなとしみじみ思ったり。

 

 

開演5分前に新谷がステージで少し話してイベントスタート。

 

 

 

一番目は小関峻。

 

 

僕のイベントだと峻は必ず池袋路上ライブで出会った時の話を必ずしてくれる。

僕も峻のイベントに出演すると必ずする。

そのくらい僕らにとっては池袋で共に過ごした時間は本当に大きなもの。

この日最後に演奏した「路上の歌」は演者もお客さんも、全員が共感できる気持ちを峻の詩的表現でドラマチックに描いた名曲。

ずっと同じ目線で同じスピードで進んできた仲間がついに今、"コセキのラジカセ"という新たに始めたプロジェクトで大きな波が来ている。

峻が成功することは心から嬉しいし心から成功してほしいと思っている。

 

 

二番目は岩船ひろき。

 

 

本当に久しぶりに僕のイベントでひろきが歌ってくれた。

僕が主催するイベントでは必ずといっていいほどひろきに出演してもらった。

書ききれないほどの思い出と感謝がある。

初めて対バンをして出会った瞬間からひろきの曲が大好きだ。

この日に演奏してくれた「君に花を」は特に好きな曲で思わず目頭が熱くなった。

最近では共演も少なくなったけれどここぞというときはまた絶対にひろきと対バンしたい。

 

 

三番目は横田悠二。

 

活動面でもプライベートでも支えてくれる心の友。

それだけじゃなく音楽人として心からリスペクトしている。

歌とギターが完全に一つになっている他には真似できない弾き語りテクニック。

話すように、呼吸をするように、自然を湧き上がっているかの如く感じられる楽曲センス。

一曲目に演奏した新曲「孤独を愛する」、個人的に感動したし、琴線ふれた。これまではない直球なスローバラード。横田悠二の新たなキラーチューン。

来年5月に1000人ホールワンマンも絶対に成功する。すごい男だ。

 

 

そしてトリ、新谷隼平。

 

 

セットリスト

1.本当を探して

2.カウンター悪意

3.寂寥と孤独

4.鎌と槌

5.夏帆

 

最新の楽曲を中心に演奏しました。

久しぶりに集まったこのメンバーと、このメンバーでのライブを楽しみに集まってくれたみなさんに、今の等身大の新谷をそのままに魅せられたら、そう思い臨んだステージでした。

演奏は日々精進してきたものを出せたと思うし、MCも、決して上手ではないですが飾らずに今思っていることを話せたんじゃないかと思っています。

弾き語りの新谷のなかなかいいじゃな~い、って思ってもらえてたらいいな。

 

 

 

アンコールセッションでは新谷隼平のハローハローを全員で歌いました。

自分のイベントで最後にセッションをしたのは意外と初めてだったんじゃないかな。

イベントの最後に出演者全員でセッションするのはお決まりのような感じではありますが、これまでは自分のイベントではなかなか、最後にセッションしようという気持ちにはならなかったんですよね。

この日は自然とこのメンバーでハローハローを歌いたいと思えました。

大切な楽曲を、大切な仲間たちと、何度も一緒に歌ってきたかのようにみんなで笑顔で歌うことが出来て本当にスペシャルでした。

 

 

 

終演後、物販にてお客さんのたくさんの笑顔を見ることが出来ました。

いいイベントになったときは終わった後のお客さんの笑顔にすべて表れますね。

言葉にしなくともみなさんに喜んでいただけたことが感じ取れました。

このイベントを企画して、このイベントでギブハーツ10周年をお祝い出来て、本当に良かったと思っています。

 

 

 

個人的な反省点は楽しいとかいいイベントとか、そういうのをすべて凌駕出来るくらいまでのステージが出来なかったことですね。

満足できる演奏は出来たのですが、こういう日はそれをはるかに超えるステージをしないと、楽しい感情のあとに恐怖が来る。

その恐怖によってしばらく追われ、気持ちの整理に時間がかかりブログの執筆が遅くなってしまいました。

上手く言い表せないのですが、最高のイベントを自分自身の音楽で越えられなかった悔しさというか、より音楽を磨いていかないと、そう思うのです。

 

 

撤収後は会場にて軽く打ち上げ。

音楽談義からバカ話まで帰る寸前まで話は尽きず、寂しさを抱きながら解散しました。

 

 

 

2022年11月10日、数年後、何十年後になっても思い出す、大切な、特別な日がまたひとつ増えました。

ご来場いただいたみなさん、配信で観てくれたみなさん、本当にありがとうございました。

 

 

 

All photo by hotaさん

 

 

 

 

 

 

 

 

●いよいよ明日!ワンマンライブ!

 

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