「なんで自分なんだ?」と思いながらやりきっていく人の凄み | 柴田朋子~キャリアデザインでHAPPYになろう~

柴田朋子~キャリアデザインでHAPPYになろう~

「キャリア」って人生そのもの。
社長さんもサラリーマンも、主婦も学生も、自分らしく人生を生きたいすべての人に、ピリリとドッキリなアドバイスでお手伝いします。


頭が痛い。いや、背中かもしれない。
髪を切ったからか、首がすーすーするけど、いや別に風邪じゃないし、悪寒じゃない。


今日、お話を伺った3人のソーシャルアントレプレナーの凄さに圧倒されて気圧されて、そんな感じになっている。


今さらながらに恥ずかしいほどの自分の勉強不足で、ほとんど知らなかった3人の登壇者、これがホンモノの社会起業家なんだな。そしてイノベーターなんだなとしみ込むように理解した。あまりに圧倒されたので、ふりかえってアウトプットだけは(せめて)しようということで、書く。でも長々だらだら、まとまらないので、お時間ない人はどうぞスルーで。


今日の企画は、産学官連携フォーラム#共創によるソーシャルビジネスの生み出し方(第3回名城大学社会連携フォーラム)。
3人の実践者の話を聞き、社会課題をビジネスによって解決する手法を学ぶ場で、学生ももちろん参加していて、登壇者は学生に向けてより多くメッセージを伝えていた感じ。


そもそも誘われたから参加したのでテーマをあまり意識してなかったし、「あのへんの界隈の人は参加してるんだろうなあ」ってきょろきょろ確認したり、そんなに前のめりでもなくゆるっと端のほうに座ったし、なかなかエンジン掛からないような態度のわたしが始まって10分、最初の登壇者の話を5分聞いたところで覚醒した。ほんといい加減に参加してすいません(汗)。


★3人の登壇者はこんな方たち(イベント主催者のページからコピペ)

【大企業、金融機関、自治体と連携し、モビリティ×IoT×Fintechのサービスで、真面目に働いていてもクルマを買えない世界の20億人を救うベンチャー】
中島徳至氏(Global Mobility Service株式会社代表取締役社長兼CEO)
→GMS社HP https://www.global-mobility-service.com

【「世界で一番チャレンジしやすいまち」をビジョンに、1粒1000円の国産生ライチなど、特産品で稼いで、地域の教育に再投資する地域商社】
齋藤潤一氏(一般財団法人こゆ地域づくり推進機構代表理事)
→こゆ財団HP https://koyu.miyazaki.jp/

【歩行困難な人でも、自分の意思で、自力で自由に移動できる、”あきらめない人の車いす=COGY”をあきらめずに事業化にこぎつけた東北大学発ベンチャー】
鈴木堅之氏(株式会社TESS代表取締役)
→株式会社TESS HP http://www.h-tess.com/



・・・っていう文字をちゃんと事前に読んでいたのに、まったくわかってなかったということをスタートして5分で認識した。この人たち、とんでもない。

以前、HASUNAの白木夏子さんのお話を聞いたときに味わった「自分の思考の狭さ、視座の低さ」を、その時以上に突き付けられた。何倍も。


中島さんはちょっと年下の52歳(まったくそうは見えない。40代だと思った)。3つの会社を起業・経営してきた方でなにやら数々のアワード受賞しまくっている「凄い人」、ということ以上に、そのビジネスが「世界を変え始めている」ことに衝撃を受けた。志とテクノロジーとアイデアで、わずか6年で世界が変わり始めるんだ・・・と鳥肌がたった。


彼のビジネスは金融包摂型フィンテック、なにそれ?と思った人は、グラミン銀行を思い出してほしい。貧しくてお金がなくて貧しさから抜け出せない人たちが、少額の融資を受けて小さな商売を始めて自立していく。貸し倒れを防ぐ方法として、仲間同士のつながりを利用した形が新しかった。中島さんの会社がやっているのは、そのお金が借りられない人がローンを組むことができる、貸し倒れを防ぐ方法にテクノロジーが使われている。車にMCCSという設備を取り付け、毎月の返済が滞るとエンジンが起動しなくなるようになっている。その場で(たとえばコンビニで)振り込むと3秒後にはエンジンが起動する。そうやってきちんと返済を続けるとそのデータが信用情報としてたまっていく。お金を借りて貧困から抜け出すだけじゃなく、中間層にまでなっていける仕組みを、金融機関もリスク少なくやれて、しかも審査をする必要もなく損をさせない。貧困からくる犯罪が減り、税を納められ、教育を受けられ、将来に希望が持てることで治安もよくなっていく、そんなビジネスだという。アジアの各地で歓迎され、どんどん広がっている(政府からも歓迎される)。

ここに至るまでに数多くの失敗や、うまく進まない経験を経て「いくらいいことでも、経済合理性がなければ続かない。ステークホルダーが喜ぶことが大事」だととことん考えられたのだとか。


お二人目の斎藤さん、この方はひょうひょうと語る人たらしな感じのする方だったけれども、まあド田舎(失礼)で、とんでもなく面白い実践をどんどん生み出している人だった。こゆ財団という名前だけは知っていたのだけれど、じっくり話を聞いたのは初めてだった。彼は「地域でお金を稼げる人を育てよう」というコンセプトで人口17,000人の地方のまちで、どんどん起業家を生み出し、新たなプロダクトを生み出している仕掛け人だ。この人からは「弱さを見せるリーダーシップ」の大切さや、ミッションで集まることの強さ、そして思いがけず計画された偶発性理論の話まで飛び出した(笑)。

三人目の鈴木さんは、コギー(足漕ぎ車イス)の会社の人だった!わお!!

この人はその昔小学校の先生を、妻に内緒でいきなり辞めてしまってこの事業に入ってしまったとんでもない人なんだけど(笑)、その流れが自然体で、フットワークと好奇心と使命感が凄かった。突き動かされている人、という感じ。国内で事業が進まないとき、海外に活路を見出して、日本では懐疑的だったり(既存の医療福祉業界が抵抗していたり)したのに、海外では大歓迎されたエピソードで「日本は新しいことに対して規制と壁だらけだけれど、外に出ちゃえばいいんです」とさらっと語ってたね。鈴木さんの話の中にあった「相手の限界を勝手に決めない」(障害があるから無理とか)、「相手の幸せを尊重する」という言葉が、彼の根っこの強さの元なのかなあと感じた。


そのあとパネルディスカッションもあったんだけど、そこでみんなが口をそろていたのが「なんで(これをやっているのが)自分なんだって思う」という言葉。そして「課題を感じても9割の人はなにもしない」とも。だからこそ「挑戦する人が恵まれる世の中にしないといけない」という言葉にもつながっていったんだよね。

もうメモした言葉はもっともっとあるのだけれど、とても紹介できないのでみなさんそれぞれに彼らの事業について、検索して読んでみてください(斎藤さんは「ノウハウは全部noteに書いて公開してます」とおっしゃっていたので、わたしも探して読む予定)。


3人ともプロダクトを作っている人で、新しい価値を生み出している人で、人を幸せにする人だった。あまりにもその世界観がかっこよくて、そして「1勝99敗」(斎藤さん)「失敗が種」(中島さん)「日本は壁だらけ」(鈴木さん)という実践からくる言葉の重みが凄すぎて、自分が動けてない9割の側にいることを突き付けられて帰ってきたよ。


終わり掛けに3人の方たちが、こんな趣旨のことをおっしゃっていた。

「今の日本は何かを始めることにとてもリスクが少ない。支援もやれる方法もたくさんあるとてもいい状態。」「みんなが起業しなくてもいいから、起業家精神を持って」と。

 

重いボールが飛んできたなあ。

 

 

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