人間関係の悩みはつきない。その悩みを抱える人からよく話を聞いていると、いつも気になることがある。それは
「あなたがそう思っていることを相手は知ってる?」
「それ、断ってもいいんじゃないの?」 ということ。
単純なことだと「職場のランチをいつも誘われるけどほんとは一人で本を読んでいたい」とか、「飲み会のあとのカラオケに行きたくないけどいつも誘われてしまう」とか、「ママ友に誘われるお茶代が負担」とか、「自分の仕事が立て込んでいるのに、同僚にいつも手伝わされて残業になる」とか・・・
あるいは「うちの子がお友だちに貸したおもちゃを返してもらえない」とか、「夫の親戚がちょくちょくモノを借りに来るけど、使いたいときに重なると困る」とかいうのもあるね。
さすがにそんなのは断れるよ!って思ったあなたは大丈夫だね。
でも、基本的なコミュニケーションの初期設定が「従う」「受け入れる」「(相手の望みを)叶えてあげる」になっている人は、決して少なくない。母親が子どもの要求をかなえようと、自分の都合を後回しにして全力努力するのもその一つだと思うし、妻(夫)がそうしてしまいがち(またはそうできなくて小さな嘘をつく)なんて家もよくある。
「断ったこともありますよ。でも相手が嫌な顔をするので」とか、「断ろうとしたけど聞いてもらえないので」とか、「子どもが泣くから…」とか、そんな最初のリアクションにあっさりと自分を後回しにしちゃう人は、わたしの感触でいうと4割くらいいるような気がする(?)
もちろん権力をかさにきて理不尽なことを言う人や、とんでもない詐欺師のトークや、恫喝のようなものもあるのは理解しているけど、ここで言っているのはもっと日常の出来事だから。
研修でもグループコンサルのような場面でも、もちろん個人の方のご相談でも、この種のことで悩んで「その場から逃げようとする(何も言わずに転職するとか)」人や「引き受けすぎてつぶれかけている」人に出会うことが本当に多い。
でも負担をかけているということに、その相手は自覚さえない場合が少なくない。
「今はできないと伝えてみた?」「なぜ相手がつぶやいたことを、自分が解決すべきことだと考えるの?」「課題を見つけた人が解決に動かないといけないって思い込んでない?」
・・・そんなふうに一つ一つ確認していくと、
「これをすることが当たり前だと思っていた」「自分では何も決められないから、断れないと思っていた」「わたしがやるべきなのだと思っていた」と言う人もいれば、「わかってくれてもいいのにと思っていた」「イジワルされているのかと・・・」という人もいる。
いつだって自分が決めていいし、選んでいいし、意見を言う必要があるし、そもそも断っていいのだよ。ただそうしないのは自分のクセであり、習慣なのだから。
不都合な初期設定は変えていいのだよ。自分のためにも相手のためにも必要なことだから。自分の初期設定に気づくのにうってつけなのは「貿易ゲーム」です。↓首都圏の方は是非16日に!
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