たとえば夕食にカレーを作ろうとして
あとは鍋にルーを入れるだけのところ
までいった、と。
赤ワインとガラムマサラを入れたらだいぶ色付いちゃった
カレールーがなかったから
家族の誰かに
「帰りに買ってきてね」とメッセしたと。
ただいま！の声とともに
相手が帰って来て、
さあ、ルーを入れてご飯を食べよう！
そう思って鍋に火を入れたのに
なんと、
相手がルーを買い忘れた！
そんな時にね、
「なんで忘れてくるかね！」
とかね
「オッケーって返事くれたじゃん！」
とかね
怒りを出すのはまあいいとして、
相手を責めても仕方がないのですね。
そこで笑うのがプロなんですよ。
なんの？
まぁ、大人の？(笑)
「まぢかー！ここから肉じゃがに変更か？
それともポトフかー？
おいしくできたら天才だなー！ガハハー！」
ですよ。
そんな時こそ神頼みで、
「神さまー！
ここからおいしいおかずにするには
どうすればいいのー！？」
ですよ。
そしたら戸棚に蹴つまづいて
上からシチューのルーとか落ちて来ますよ。
そしてまたガハハー！ですよ。
その日は相手が昼間に落ち込むことがあって
うっかり買い物忘れて
あなたの豪快な笑いで
それが癒されたとか、そんなオチですよ。
そんな、神さまのはからいですよ。
怒るとね、相手の事情とか頭からすっ飛びますよね。
なにをー！なにをー！こっちはなぁー！
って、自分のガッカリだけにフォーカスしてしまう。
こっちはなー！おっぱい飲みたいんじゃー！
おむつ替えてほしいんじゃー！
と、同じじゃないか？
と思って( ﾟдﾟ)ﾊｯ!っとすることにしてますよ僕は。
どこまでも期待するのは
今、ここを楽しむこと。
相手にかけた期待が叶わなくて
相手を責めたり
自分が大事にされないって思い込むのは
やめ！
こんな簡単な例だとわかるでしょう？
もしカレールーを問題にして怒ったとしたら
もともと相手か自分に不満があって、
カレールーをネタにして
怒りにいってるんだ
ということが。
でもね、子どものようなカワイイ願い
それは自分そのものですからね。
どうしてもカレーが食べたい！
昼からずっと楽しみにしてたのに！
って思ってたのなら、
そう伝えてみてください。
「なんで言ったこと、やってくれないの？」
と言うかわりに。
「今日は昼からカレーを夢見ててどーしても食べたい！」
とか言ってみてください。
相手が買いに行ってくれたら感謝だし
ダメなら自分で行けばいい。
「ホントはね、ホントはね、
食べたい！って思ったカレーを作って
足りないルーをあなたが買ってきてくれて
それで食卓を囲んだら
幸せだろうなぁ！って思ってたんだ！」
そんなことを言われたら、
男なら買いに行くよね(笑)
女なら、わからないよね(笑)
そうやって自分の望みは叶えて、
「カレー最高！ありがとう！」って言って食べて、
それでその話はおしまい。
これ、相手がルーを買ってきてくれても
結果同じでしょう？
「カレー最高！ありがとう！」って言って食べて、
それでその話はおしまい。
相手が買い忘れたことによって
１個ドラマが増えたよね。
それで感情が揺れたよね。
それが人と生きてるってことですよ。
それを幸せと定義するだけで
今この瞬間から幸せになるんですよ。
カレーうどん、おいしくできたよ
心屋認定心理カウンセラー
猪狩純一(ガリさん)
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