2020年マイベストアルバム・オブ・ザ・イヤー | 寿之助のブログ

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主に音楽の事とスポーツの事と車周辺に関することを40代後半に差し掛かったおじさんが書き殴ってるブログです。

おはようございます。そしてお久しぶりです。寿之助です。

 

大晦日です。今年もあと僅かで終わってしまいます。月並みな言葉になってしまいますが、今年は新型コロナウィルスに振り舞われた1年でした。個人的には…

 

・本業は新型コロナの影響でもろにダメージを受ける

・遠くのドライブになかなか行けなくなってしまった

・音楽のライブになかなか足を運べなくなってしまった

・サッカー観戦もままにならなくなってしまった      etc.

 

こう書き連ねると明るい話題が少なかった1年でもありました。

 

今回のブログはインスタの方では昨日今日と2020年マイベストアルバム・オブ・ザ・イヤーと題して投稿しました。が、インスタサイズですと書き切れないので、ブログで追記する運びとなりました。

 

それでは改めて2020年マイベストアルバム・オブ・ザ・イヤーの発表です。

 

・マイベストアルバム・オブ・ザ・イヤー【洋楽編】

John Frusciante/Maya

選考理由

・ジョン・フルシアンテとは思えない音楽の方向性

・レッチリ再合流を表明後まさかのリリース

 

 

確かジョン・フルシアンテがレッチリの再合流を表明したのが去年の12月だったはず。その頃は新型コロナで世界が一変する以前の話で、2020年のどこかのフェスでライブパフォーマンスを行うこともリリースされてた筈。

 

それが2020年になって、世界は新型コロナウィルスでパンデミックになり、野外フェスどころか東京オリンピックも順延になり、いつの間にかレッチリのライブもキャンセルとなり、ジョン・フルシアンテの愛猫が亡くなりいろんなタイミングが重なって作ったアルバムでもあります。

 

聴いていただければわかりますが…

 

普通に聴いてしまうとクオリティの高いビック・ビート系のエレクトロなアルバム

 

です。そこにはジョン・フルシアンテにギターの存在感はゼロです。そこは正直度肝を抜かれました。確かにジョン・フルシアンテのソロワークスはエレクトロ寄りではあったものの、ギターの存在感はまだありました。今回のアルバムはギターの存在感をほぼ排除してしまったわけです。例えるなら…

 

OK Computerをリリースした直後のレディオヘッド

WORLD'S END SUPERNOVAをリリースした直後のくるり

 

に匹敵する衝撃でした。ある意味潔すぎます。ただ困ったことに寿之助はエレクトロ大好きなので、このアルバムは別な意味でアリです(笑)。だからインパクトありきで2020年洋楽のベストアルバムとしてこのアルバムを選びました。

 

・マイベストアルバム・オブ・ザ・イヤー【邦楽編】

King Gnu/CEREMONY

選考理由

・アルバム通しての構成力

・どこをとっても捨て曲ゼロ

・ミクスチャーなのになぜかポップ

 

King Gnuはこのブログでもメジャー1stアルバムの「Sympa」をべた褒めしましたが、「Sympa」をリリースしたのが2019年でこのありバムのリリースが2020年。インスタでも書きましたが、2年連続でモンスターアルバムをリリースしている訳です。それと最近になってシングル「三文小説」は違ったKing Gnuの一面を披露しています。

 

話をアルバムに戻しましょう。

 

このアルバムの収録時間は36分と少し物足りなさを感じますが、それを補って余りある疾走感と構成力。選考理由にも書きましたがアルバムなのに捨て曲ゼロ。オープニングとクロージングは短いインスト曲ですが、その曲でさえ明確な意味づけを持って収録しています。アルバムとして聴いて欲しい仕掛けが満載で申し分ありません。

 

これはインスタにも書いて且つちょっと深掘りした予想でもありますが、次にリリースするKing Gnuのアルバムはポップ感満載なアルバムとは一線を画すアルバムになると勝手に予想しています。例えるならミスチルのAtomic Heartからの深海をリリースした感じに近い雰囲気を感じます。

 

バンドとして本当にやりたいアルバムを作った時に受け入れられてしまうといよいよ何やっても売れてしまうバンドになることでしょう。それこそnextミスチルがKing Gnuになるわけです。そもそも忘れられがちですがKing Gnuの音楽ってミクスチャーロックと勝手に思ってます。ミクスチャーロックをわかりやすくしたのがKing Gnuでもあります。あ、でも今書いて思い出しましたが椎名林檎もどちらかというとミクスチャーロック寄りですね。なんだったらRADWINPSもそうだ!でも、存在感ならそのうちKing Gnuは呑み込んでしまうんじゃないか?なんて勝手に思ったりしています。

 

またまた話は逸れてしまいましたが、今回のアルバム「CEREMONY」はKing Gnuにとっては、時間が経過すると1つのターニングポイントになるアルバムになる事でしょう。

 

・【番外編】マイベストアーティスト・オブ・ザ・イヤー

山下達郎

選考理由

・ステイホーム中からお世話になったアーティスト

・様々なこだわりが半端ない

・今年唯一買ったCDが達郎さんのCDだった

 

今更??

 

って間違いなく言われるでしょうが、今年1年で一番影響を受けたのが達郎さんです。若いときは達郎さんの魅力に残念ながら気づかなかった。正直に言いますと…

 

約25年人生を損した

 

気分でもあります。若かりし頃FMラジオ番組「サンデーソングブック」は聴いていました。その頃はドライブの目的も違っていたので達郎さんの番組はドライブの演出方法の一環に過ぎなかったんです。だからじっくりと番組を聴くってことが無かったんです。25年前にしっかり番組を聴いていれば、達郎さんの変態的なこだわり(褒めてるつもりですからね)に気付いたはずです。

 

前回のブログでも書きましたが、音へのこだわりでDVDやBlu-rayといったフォーマットではライブ音源を販売しませんし、ストリーミングにも未だに音源の解禁はしていません。

 

あと…

 

仕事が丁寧

 

これは働いている上でも大事なことで、自分の戒めにもなりました。丁寧な仕事ぶりと拘りは届く人には届くんだな。って…。僕は気付くのに約25年費やしましたけど…。

 

話は逸れますが、達郎さんのライブっ観終わった直後にG-SHOCK購入しましたからね(笑)

 

 

と、今年はブログからインスタに移行した最初の年で、ブログの執筆機会も激減してしまいました。が、ブログはブログで良さがある事にも気づいた1年でもありました。でも、ブログベースでは1年きついので、インスタが消化不良になった時の補完的な意味合いでブログは活用していく所存です。

 

来年こそは普通に音楽ライブが開催され、夏フェスも普通に開催され、ドライブにも制限なくいくことができるようになって、個人的には日本全国のサッカースタジアムを巡ってみたい。そんな1年になる事を夢見てます。

 

それでは皆様よいお年を。そして来年もまたよろしくお願いします。