満たされた社会におけるモチベーションの源 | 受験コーチ池田潤が教える参考書学習法

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今、東京へ向かう新幹線の中です。3連休ってことで混んでいるかなと思いましたが、大丈夫でした。


ところで、こうやって情報を発信していると、色々と相談メールが届いたりします。内容は、ホントに様々。


で、モチベーションとかそのへんの相談も多いのですが、一つ今日はそこらへんの話を。


私がよく言うことなのですが、人は自分一人では生きている意味や実感を感じることはできません。


他者がいるからこそ、様々な歓びがあるし、何かをする理由になってくるわけです。


愛されたいとか認められたいという気持ちも、他者がいなければありえないものであって。他者との関係性の中で私たちは生きていて。


そこで、一つ大きなモチベーションに成りうるのが、


自分の成功が他者のためになる


という事実に気づくこと。


あなたが成功すること。あなたが壁を乗り越え、挫けずに生きていくことは、それだけで他者の希望になることができます。


あなたと同じことで悩み、あなたと同じことで苦しんでいる人は世の中に本当にたくさんいるのです。


私がやっていることも、自分が乗り越えてきた壁の乗り越え方を伝えているようなもの。


自分が壁を乗り越えるということは、同じ壁に苦しんでいる人を救うことにもなります。


そのことをイメージできることが大事。


これまたよく言うことですが、今は多くのものが満たされた社会。自分自身のことだけを考えるなら、生きていくことは誰だってできる時代になりました。特に日本では。


特別不自由さも感じずに生きてきた場合には、何かをするモチベーションはなかなか持ちづらいものです。


これから先、確かにどうなるかは分からなくて不安ではあるけれど、実際今のままで幸せに暮らしている。暮らせている。


だから、将来に備えて、といったようなこともしづらい。


では、何をモチベーションの源とするか。(この言い方も不自然なものではあるのですが)


それは、自分の存在が他者のためになれることを知ること。存在レベルで、他者のためになっているのだということを知ること。


そして、自分の成功が他者の励みになり、希望になるのだということを知ること。


自分の成功を喜んでくれる人がいるということを、知ることです。


何度も言いますが、人は人との関係性の中で生きています。


人との関係の中で感じる何かに、私たち大きな歓びを感じるもので。


あなたの成功、あなたの仕事、あなたの行動、あなたが壁を乗り越えること。


それは、意味のあることだと知ることです。


自分だけでなく、他者に目を向けることで、もっともっとエネルギッシュに生きていけるものなのだと思います。


では、今日はこのへんで。


東京でカフェセッションやってきます。