一人時間を楽しめる自分になる | 受験コーチ池田潤が教える参考書学習法

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一人でいることが多いです。


物書きであったり、ネットを使っていたり、ということが大きな理由ですが、それ以前に、単純に一人の時間が好きで。一人でも寂しいとかは、あまり感じません。もちろん、ずっと一人はキツいし、ネットで何かを書けば反応があるから、という部分は大きいです。


物理的には一人だけど、精神的には一人じゃないと感じているから、一人でいても寂しくはないのでしょう。本当の意味で一人だと、人は生きていけないと思います。


自分で発信することができるし、好きな人の発信を見ることもできる。一人ではないと心の中では感じている。だから、一人の時間を楽しめる、ということはあって。


深い心のつながりを持てることと、一人でいられる能力は関係しています。


精神的な孤独を感じている人ほど、物理的に誰かと一緒にいることを求めるのだと思います。逆に、精神的に一人ではないと感じていれば、無理に誰かといつも一緒にいる必要はなくて、いたいならいればいい、という感じになるのでしょう。


少し前置きが長くなりましたが、


では、一人の時間に何をしているか。よく、そういうことを聞かれることがあります。


好きなことをしています。


好きな世界が描かれた映画を観たり、小説を読んだり、音楽を聴いたり、知識を得るための読書をしたり、あとは物を書いたり。


私はカフェが好きなので、車を走らせ、よく一人でカフェに出掛けてコーヒーを飲みます。1日で3~5軒を回ることだってあります。


そこで何をしているかというと、ノートと向き合って考え事をしたり、仕事のアイデアを練ったり、または本を読んだり、物を書いたりして自由に過ごしています。


私は自分と対話するのが好きなので、自分をより高めていくためにどうすればいいか、といったことを考えることも多いです。その対話の中で自分を見つめていて、だからこそ、他者のことを見抜くこともできるようになってきたのだと思っています。


一人時間を楽しめるようになると、他者との関係が、甘えでも依存でもない、より深いものになっていきます。


なぜなら、相手への要求が減るから。「求める」気持ちが減り、「与える」気持ちを持てるようになるから。


一人でいられないときというのは、相手に求める気持ちがすごく強くなります。相手を利用して、自分を満たそうとする気持ちが強くなる。


だから、相手をコントロールしたいと思うし、相手を変えたい、思い通りにしたいと思う気持ちが強くなります。


結果、相手は自分の自由を奪われているように感じ、だんだんと距離が離れてしまったり。もう一方も一人でいられない人の場合は、いつもいつも一緒にいる状態になる。


ただそれも、「与え合い」ではなく「求め合い」なので、ひょんなことから愛の関係が、憎しみの関係に豹変する、というのはよくあることです。


つまりは、本当の愛の関係ではなかった、ということなのですが。


求め合いの関係はいつか崩壊しますが、与え合いの関係は長く続きます。それができる相手とは、生涯の付き合いになるものです。何年か会っていなくても、メール一通でいつでもつながれてしまう。


求め合うだけだった相手のことは、何年かしたら忘れ、「何だったんだろう?」と思うものです。


ということで、何が書きたいのかよく分からなくなってしまいましたが、一人時間を持ってみましょうということですね。それも、極上の。一人で人生を楽しんでみてください。


その時間があればこそ、人との関係の中で「怖れ」の感情も減ってくるのです。怖れ、不安、求める気持ち。そういったものが減ってきます。だから、「与える」ということもできるようになる。


てことで、私もこれからカフェに向かおうかなと思います。


で、明日からは石垣島に行ってきます。気の合う仲間たちと。いつも一人なわけではなく、そうやって仲間たちと一緒にいることもあります。ただ、一人の時間が多いからこそ、仲間たちとの時間がより楽しいものに感じられるものです。


やたらマリンスポーツをするとのことなので、めちゃくちゃ焼けそうです。もう9月なのに真っ黒みたいな状態になるかも。笑 まあいいや。


では。