下積み時代を耐え抜く技術 | 受験コーチ池田潤が教える参考書学習法

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‐志望校に合格する勉強法と思考法‐

今日は、「耐える」ということについて書く。


あまり、これまで扱って来なかったテーマ。


耐えるっていうのは具体的に何かっていうと、


浪人していて、周りは大学生活を楽しそうに送っていて、でも自分は勉強を懸命に頑張っている。


なのに、なかなか成績が上がって来ないとか。


朝は早く起きて、朝食もそこそこに夜遅くまで仕事を懸命に頑張っているのに、結果が出ない。給料が上がらない。とか。


自分でビジネスができればと思い、色々と動いてはいるものの、なかなかアイデアも出ず、これといって打ち込める何かがなかったりとか。


悶々としたり、自分を疑ったり、自分が嫌になったり。


そういう人が、いるかもしれない、という思いから、書く。


まず、一つ言いたいのは、


あなたは頑張っている


ということ。


おそらく、誰もその頑張りは認めてはくれてない、という人もこの記事を読んでいるのではないかと思う。


なぜ、誰も頑張りを認めてくれないか。


それは、分かりやすい結果が出ていないから。


人は、世間は、分かりやすい結果を求める。


しかし、分かりやすい結果は、そう簡単に出るものではない。


誰もが、分かりやすい結果が出ていないながらも、夢や目標を掲げ、もがく時期がある。


当たり前だけど、私も同じ。


その時期は、なかなかつらいことも多い。


綺麗事抜きに言えば、


どれだけ日々頑張っても、それが結果につながらず、しかもその頑張りを誰も認めてはくれない、というのはつらい。


そういうときほど、上手くいっている人が目に入り、「ちっ!くそっ!」と思ってしまうもの。


あなたは知性が高く、「ただの嫉妬だ」と分かっているから、そこで八つ当たりなんかはしない。


その人の悪口を言い始めるという愚行は犯さない。


そんなのは時間と労力、さらには人生の無駄だということも分かってる。


だけど、知性があるがゆえに、自分の苦しさについて誰にも打ち明けられなかったりする。


プライドもあるから、自分の弱さも、人に見せることはできない。


一人で、抱えてしまう。


私もその時期を通ってきたから、本当によく分かる。


なかなか、つらいと思う。


だからこそ、言いたい。


あなたは、頑張っている。


少なくとも私は、もがいているあなたの気持ちが、少しは分かる。


全く同じ気持ちになることはできないだろうけれど、私も、似たような経験をしてきた。


だから、どうか、諦めないで欲しい、と思う。


結果がすぐに出なくても、諦めないで欲しい。


勉強も、仕事も、すぐに結果が出るわけじゃない。


同じような日々が続くこともある。


前に進んでいるのか分からない、淡々とした日々が続くこともある。


黙々とやるべきことをこなす日々が、続くこともある。


それは、みんなそう。


今、上手くいっているように見える人も、そういう日々を過ごしてきた。


「下積み時代」が、確実にあった。


つらくなったら、そのことに思いを馳せてみて欲しい。


それは、自分を励ますことにつながるはずだから。


そして、そうやって自分を励ましながら、今日もやるべきことをこなそう。


私は、そうやって日々もがきながら生きているあなたを、心から応援している。


あなたの人生は、ここから。


いつからでも人生は変えられるのだということを、忘れないで欲しい。


最後に、トークライブのお知らせ。


東京会場は満席。キャンセル待ちに登録を。大阪、福岡は残席あります。


では、今日はこのへんで。


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