私はコーチとして、目標達成のお手伝いをしていて、
その中で多いのが、目標は高いのに、行動ができない人。
なぜ、そういうことが起こるのか?
当然、一つだけの理由ではなくて、色々と原因はあって。
ただ、今回挙げたいのは、
結果に決意しているけど、原因に決意していない。
というもの。
例えば、「この資格を取る!」と決意したとしましょう。
目標達成の、結果を決意。
で、それで満足して終了。
その結果を得るためには、原因を作っていく必要があって、その原因を日々作っていけることが全てなのだけど、
その原因についてはあまり固い決意はなかったり。
引き寄せの法則、などが流行って、結果をイメージしていればそれでいいという感覚が世の中に広がり、
原因についての決意をする人は少なくなってきて。
このブログを読む人にとっての目標達成は、ただ頭でイメージしているだけで手に入るものではなくて、
こなしていくべきことがあるわけです。
つまりは、結果を得るだけの『原因』を作っていく必要がある。
で、これが大事なのですが、
その原因を作っていくことが全て。
だって、私たちにはそれしかできないから。
結果は、原因を作った結果として得られるものであって、原因を作ることしか私たちにはできなくて。
もちろん、人生全体の「成功」ということについて言えば、
自分でできることは限られている場合も多くて、
「流れ」に身を任せる、他力、ということも大事。
ただ、それも自分がやる必要のあることをやっているから、という部分があるわけで、
例えば、「ムキムキになる!」という目標を立てるとします。
ただ、そのためには日々やるべきことをやる必要があって、
例えば、「腕立て伏せ1日100回」などという原因を作っていくことが必要。
そして、ある意味そのときには結果のことは忘れて、
ただひたすらに腕立て伏せを100回やることを考える。
そのことだけが頭にある状態でいい。
だって、それが結果としてムキムキになるという「結果」につながっていくわけだから。
高い目標を掲げたなら、そのために自分は日々何をする必要があるのかを考えて、
あとはそれをこなしていけばいい。
夢のことを考えてイメージすることも大事だけど、
「イメージが大事」という成功法則に依存して、いつも夢のことを考えて現実逃避するのは良くない。
「思い描く」という方法はものすごく大事で、必要なこと。
しかし、そうであるがゆえに、それが間違いではないがゆえに、それが必要なことであるがゆえに、
私たちは、そこに依存してしまうのです。
現実に立ち向かうことを疎かにし、避けて、逃げて、
いつまでも考えているだけで何も人生が変わらない、ということが起こってしまう。
今日も、あなたが望む結果を得られる原因を作っていきましょう。
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