「自己愛×できる精神」で道を開く | 受験コーチ池田潤が教える参考書学習法

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今日は、私が有料プログラムの方で配信したメールを、一通公開したいと思います。


ちょっと長いですが、かなり大事な内容なので、ずっとこのブログを読み続けてくれているあなたにもシェアすることにしました。


以下です。


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当たり前ですが、私たちは生まれ持った才能や、環境、容姿、何もかもが違います。


一定の尺度で見れば、


この世は不平等以外の何物でもなく、


そんなことは誰が見ても明らかで、わざわざ言う必要すらないものだと思っています。


平等を求めることがそもそもおかしくて、平等を求める精神が、人を苦しめたりします。


(権利や機会の平等とは話が全く異なります。念のため)


不平等なものは不平等なのだと認めた方が、生きやすいですし前向きになれます。


このことは私の中では当たり前のことで、今までわざわざ言語化はしてきませんでした。


(もちろん、一定の尺度で見ればという条件の下ではありますが)


私は背が低いので、私である時点でバレーボールのアタッカーになることは諦めないといけないでしょう。


そもそもジャンプしても手がネットの上に出るか分かりません。


バスケットで活躍することも難しい。


また、世渡りがものすごく下手なので、会社に入ればそこで出世をすることも難しいかもしれません。


これはやってみたことがないので何とも言えない部分でもあります。


しかし、上手でないことは明らかだし、上の人とはぶつかることがこれまでの人生でも多かったのです。


その結果、私はフリーで、個人でという道になったわけですが、


そして、それを見た人に「いいな」と言われることもありますが、


ある意味、私はそれしかできないのです。


そのことを、私自身がよく知っています。


色々なことを諦め、自分にできることを追求していった結果として今の私がいます。


これは、「できる精神」と矛盾するじゃないか、と思うかもしれませんが、そんなことはありません。


大事なのは、


自己愛×できる精神


なのです。


まず、自分を知ること。自分を認め、愛すこと。


それは、何かが出来ない、何かが不得手な自分を、です。


できない、苦手を抱える自分を肯定しよう、と今まで言ってきました。


それは、自分を知るということです。


人と比べたら、苦手なことなどたくさんあるでしょう。


それは、当たり前のこと。


それでいいんです。


その上で、自分の武器を、自分の得意を、自分にできることを模索していく。


そこにあるのは、自己愛。


つまり、自分を肯定する心。


それがないから、人と比べてできないことを嫌悪し、わざわざ発見して、


いつも自分を苦しめる。


その行為には、意味がありません。


だって、そもそも人と自分は違うから。


得意も不得意も。


それが当たり前で、それが自然です。


私はコーギーを実家で飼っていますが、


コーギーはめちゃ短足です。足がかなり短いです。


でも、うちのレオン(名前)は、そのことで劣等感は感じていません。


それがコーギーだから。


コーギーというのは、足が短いものなのです。


それでいいんです。


足の長さ、という一定の尺度で、


「長い方が良い」という固定化された価値観でコーギーを見れば、


不平等、ということになります。


あまりにも、不平等です。


コーギーがモデル体型になることは不可能だからです。


しかし、そんな不平等はどうでもいいでしょう。


コーギーはコーギーなんだから。


それと同じで、自分はどこまでいっても自分です。


できないことも、できることもあります。


劣等感とか、自己否定とかっていうのは、


自分であることを受け入れられないから起こるものです。


そこには、「一定の尺度で見た平等」を求める心があるのかもしれません。


しかし、一定の尺度で見たら、平等など存在しません。


それが当たり前で、別にそんなことで絶望する必要はない。


てか、日本に生まれた時点で究極に恵まれてます。笑


その時点で、世界の人からしたら不平等を感じて当然なのです。


自分を好きになれない、という人に言いたいのは、


そろそろ、自分が自分であることを認めよう、ということ。


生まれ持った障害を持っている人も世の中にたくさんいます。


しかし、その人にはその人の学び、その人にしか感じられないことがあり、


何が良いか、何が悪いかなどは分かりません。


障害=悪


とか、


障害=劣等


というのも、あまりにも固定化された、浅はかな判断です。


浅はかな尺度です。


そういう尺度で物を見ているからこそ、やたらと不平等が気になるのでしょう。


私は何かの障害を持っていないので、大きなことは何も言えません。


ただ、おそらく、どんな状況であれ、


自分を受け入れることがスタートです。


そこで文句や愚痴や、不満を言っても、何も変わらない。


自分のままで生きていくしかないのだから。


そして、その上で、自分の才能が生かせる分野で、「できる精神」を発揮し、


どんどんそこを伸ばしていけばいい。


その結果、欲しいものも手に入っていく。


また、


「心」の分野で言えば、これはある意味、誰もが伸ばせる分野です。


心の成長。人間としての成長。


それが、「魅力」となって外側に発信される。


結果、異性にモテたり、仕事が上手くいったり、人が集まってきたりして、


自分の望みも実現していきます。


だから、私は「心」の分野に注目しているのです。


心を磨くこと、人間的な力、人間的な魅力を伸ばすことは、誰にでもできることです。


ここは、他に比べて「平等度」が高い、と思っています。


勉強法を教えていたのも同じことで、方法論は誰にだって共通するもので、伸ばすことができます。


いつだって、


この不平等な世の中で、可能な限り誰もが自分の望みを実現していく方法を、模索してきました。


それが、私の活動の根本なのかもしれません。


勉強法を教えてきたことも、自己愛について語っていることも、


この不平等で、理不尽で、せちがない世の中で、


現実に立脚した自己実現を考えたいと思ってきたのです。


長くなりましたが、


大事なことは、あなたがあなたを知って、あなたを認め、受け入れること。


その上で、「できる精神」を駆使し、自分に色んなものを与えてやり、経験させてやり、


自分を全うすること。


なのです。


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以上です。


最後に、トークライブのお知らせ。


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