やりたいことがないとか、目標がないとか。
そういうことはよく聞くわけですが、大抵の場合、
いつかの時点で、「自分にはできないと決めてしまった」だけ。
色々、思い描くことはあったのだけど、できないだろう、無理だろうと、決めた。
そう決めたときから、何かをやりたいとか、こうしたいとか、
こう生きたいとか。
そういうものがなくなってしまったんじゃないか、と思うんですね。
何て言うか、
押し入れの中の奥のほーうに、絶対に見えないように隠してある感じ。
もう、ほこりまみれ。
自分も、あったかどうか忘れてしまっているもの。
掃除をしようと思って押し入れの中を覗いてみると、
「あれ?あれ何だっけ…?」
と何かに気づく。
それは、古びたほこりまみれの箱。
「何が入っているんだっけ?」
ほこりをバッバッとはらい、ふーっとしてみると、見覚えが。
「あ、これ…」
それは、昔とても大事にしていたもの。
大事に大事にしていたもの。
でも、大事すぎて、触れることもできなくなっていたもの。
もしかしたら、あなたにもそういうものがあるかもしれません。
ホントは、こうしたかった。
ホントは、○○したかった。
でも、怖くて、できないと決めつけていたくて、
できると信じて、できなかったら泣いてしまうから、
目を逸らしてきたのかもしれません。
でも、それこそが人生を開くカギだったり。
ホントに充実した毎日を生きるカギが、そこに隠されていたり。
私は、悩んでいる人がいたときによく聞くのが、
本当は、どうしたい?
という質問です。
その人の本音。心の声。心の叫び。
ほこりがかぶってしまって、見ないようにしてきた自分の思い。
そんな自分の思いに気づくことで、私たちの心にはエンジンがかかってくるのだと思います。
では、今日はこのへんで。
久々、みなさんの前で講演会を行ないます。
ただ、東京会場は満席になりました(キャンセル待ちにご登録を)。大阪、福岡もいつ席がなくなるか分からないので、申し込みはお早めに。
お会いできるのを楽しみにしてます。
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