勉強にしても、生きることにしても何にしても、大事なことはどこまで真剣にぶつかることができるか。
なあなあで済まそうとしたり、このくらいでいいかと妥協したり。
勉強で言えば、机に向かう前に、勉強に向かう心のありようをどれだけ高められるか。
そこが問われるわけです。
自分に対して、
本当に分かってんのか!
適当に済まそうとしているだけじゃないのか!
ちゃんと理解してるのか!
と、ぶつかれるかどうか。
そうぶつかることができるためには、自己愛も必要になってくるんですが。
段階があって。
自分を責めがち、否定しがちな人は、真剣に自分とぶつかっていくと、
苦しくなってしまうこともある。
人にはそれぞれ段階があるから、私はある見方をすれば矛盾しているようなことを言うこともあります。
それはなぜかっていうと、人それぞれ、その人の段階があって、必要なメッセージが違うから。
小さな一歩を大事にしてできることをやっていくことが必要な人もいれば、
基準を高くしてガンガン挑んでいくべき人もいる。
まずは小さな一歩から。
それができるようになってくれば、どんどん基準を高くして自分に挑んでいけばいいのです。
だから、自分に必要なことは何なのかということを、自分に問うていかないといけないわけで。
ただ鵜呑みにするのではなくて、
今の自分に必要なことは何なのかと自分で考える。
自分の頭で考える。
それはつまり、自問自答をするということ。
自分と向き合うということ。
自分の思考を挟まずに、ただ言われたことをやるだけなんてダメです。
その「在り方」こそが成績が上がらない原因。
その思考形態でいる限り、本当の意味で成績を上げる勉強はできないし、
自分の人生を生きることもできません。
新刊「未来の自分をつくる勉強法」は、とにかく徹底的に自分と向き合ってもらおうと思って、書きました。
自分で考える。自分で選ぶ。自分で決める。
そして、自分とぶつかる。
自分を愛するからこそ、自分を信じきることができて、
自分を信じきることができるからこそ、自分とぶつかることができる。
その結果、勉強にしても人生にしても、飛躍していくことができるんです。
てことで、問いをもちながら、自分と向き合いながら勉強していきましょう。
では。