なぜ、あの人は「継続力」があるのか? | 受験コーチ池田潤が教える参考書学習法

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‐志望校に合格する勉強法と思考法‐

私たちは生きている間、いつだって「次がある」と思ってしまいがちです。


だけど、ホントは次なんてないかもしれない。


ないかもしれないけれど、あると思うことで色々なことが先延ばしにできるのです。


私たちの「今」というのは「終わり」を忘れることで成り立っています。


しかし、その結果、真剣に生きることはなかなか難しいし、やりたいこともいつまでも先延ばし。


伝えたい思いも伝えることはなく。


力を出し惜しみ、今日という日を真剣に生きることもできない。


「いつか」という言葉を頻繁に使って、メールしたい人にメールせず、電話したい人に電話をしない。


したい勉強を本気になってやらない。


適当に、ごまかしながら、やっているフリをして、こなしているだけ。


でも、大事なことは、今をどれだけ真剣に生きられるか。


人生はその積み重ねでしかなくて、


私はずっとブログなどを書き続けてきていますが、はっきり言って、


今のことしか考えていません。


書き溜める、とか、ネタを考えておく、とかほとんどしません。


ただ、そのとき書きたいことを書く。


「今」感じたことを書いているだけです。


その今の積み重ねが「年」単位に変わっていく。


例えば、「あと10年書き続けてください」とか言われると、結構ドンヨリします。笑


さすがにきついのかな、とか思っちゃいます。


でも、「とにかく今、記事を一つ書いてください」ということであれば、やれるなと思うんですね。


で、そんなことをしていると、結果的に10年とか続いているんだと思うんです。


ホント、そうだと思う。


とにかく今日、真剣に何かをやってみる。


今日を精一杯生きてみる。


先延ばしにしていたこととか、逃げていたこととか、言いたかったのに言えないでいたこととか、


勉強したいのにしないでいたものとか、観ないでいた映画とか、


会いたいのに会っていなかった人とか、


とにかく、やりたいと思っていたことをやってみる。


先があると思うから、できないんです。


いつかやれるだろうなんて思うから、できない。


よく言われることですが、いつかなんてホント来るか分かんない。


てか、「いつか」と言っていることは、大体できないんですよ。


受験勉強だってそうですよね。


いつか真剣に勉強しよう、と思っていたらズルズルいってしまう。


「今」やるしかないんです。


流行語になったやつっぽいけど。笑


勉強だったら、とにかく真剣に、集中して、取り組んでみる。


先のことはとりあえずいいから、とにかく「今」に集中してやってみるんですよね。


人生って、多分その積み重ね。


今できることをやっているかどうか。


今に生きたら、驚くほどにできることは多いものです。


人生は自分の力で楽しいものにできるし、自分の力で輝かせることができるものです。


ぜひぜひ、とりあえず今日一日、力を抜いてやってきたことに本気で取り組んでみてくださいね。