同じ映画を見続けるような人生はつまらない | 受験コーチ池田潤が教える参考書学習法

受験コーチ池田潤が教える参考書学習法

‐志望校に合格する勉強法と思考法‐

人は不安になると、「この先どうなるかイメージできる」ことを選ぼうとします。


毎日がつまらなくなる一つの理由は、ここにもあって。


だって、例えば映画を観ていて、その先の展開が読めるものって面白いですか?


面白くないですよね。


展開が読めない、どうなるか分からないから、面白い。


何が起こるか分からないから、面白い。


でも、人は、自分が今までしてこなかったことをしようとするとき、


「どうせ、面白くない」


「どうせ、意味ない」


「どうせ、時間の無駄」


と考えて、やろうとしません。


実際にやってみなければ何が起こるかなんて分からないのに、


先に自分勝手にイメージを作り上げて、自分が新しい行動をすることから逃げる言い訳とするのです。


そして、どうなるか先が読めることを続けます。


もし、同じ映画を何度も何度も観ていて、先の展開が読めていて、


「この映画、つまんねーんだよ!」


と言っている人がいたら、何と声をかけますか?


「それ、その映画のせいじゃなくて、自分が新しい映画を観ないからだよ」


と言ってあげますよね。


生きるということを考えたときに、同じことをしている、ということはないでしょうか。


人生が面白くないのは、人生のせいなのでしょうか。


人生が悪いのでしょうか。


周りの人が悪いのでしょうか。


同じ選択をし続けているのは、自分なのではないでしょうか。


予測の範囲で生きる。


先が分かっていることを続ける。


だから、変化がなく、好奇心も湧かず、感動もない。


そうこうしているうちに、年を取る。


チャレンジする気概も減っていく。


余計に、同じ毎日になっていく。


同じ映画を、毎日毎日観続ける。


誰かが違う映画を観ているところを、観るだけ。


もちろん、受験生は、勉強の毎日。


それはそれでいい。


今回の話は、生き方の問題。生き方の話だから。


ただ、勉強の中にも、日々小さな変化を実感しているかどうか。


昨日できなかったことが、今日できるようになっているか。


新しい問題に挑んだり、できなかったことにチャレンジしてみることも大事。


勉強の中でも、「違う映画を観る」ことは大事になってきます。


毎日を面白くするためには、


今までとは違う選択を、小さな変化を、自分で起こしていくことです。


さて、今日はオフ会。


東京からヒッチハイクで来るという子もいます。笑


何か、うちのプログラムに参加している人にとっては、ヒッチハイクでの移動が普通なようです。笑


ヒッチハイクなんて、全く予測のできない世界ですよね。


どういう出会いが待っているか分からない。


だから、面白いのでしょう。


今日は私がファシリテーションしながらのオフ会。


学び多いものにする予定。


楽しみです。


では、今日はこのへんで。