つながりが欠けると、人生はクソつまらなくなる | 受験コーチ池田潤が教える参考書学習法

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昨日から新刊が発売されたのですが、まだ地方には行き渡っていない状態だったようです。


関東方面はすでに置かれているところも多いのですが、それ以外の地域では本格的に置かれるのは今日以降になりそうです。


関東方面では、嬉しいことにこんな展開をしてくださっている書店さんもありました。横浜の有隣堂です。


横並び


ありがたや。。


では、今日の本題へ。


今日は、「つながり」について。


私は基本的に孤独が好きというか、一人でいることが好きなのですが、


本当の意味での一人には耐えられない、と思っています。


一人でいられるのは、つながっていると感じられる人がいるから。


そういう存在があるからこそ、一人でいられる。


今、こうやってネットでつながることもできるわけで、ある意味読者さんともつながっている状態。


人とのつながりが切れていない状態なわけです。


だから、孤独でいられる部分がある、と思っています。


もし、本当に本当に一人だったら、これはつらい。


そして、今はそういう人が多いのではないか、と感じるのです。


心でつなっている人がいない。


精神的な、孤独。


人間の根本的な悩みというのは、「自分には価値がないのではないか」「自分は一人なのではないか」「自分は愛されていないのではないか」といった、


人とのつながりに関する悩みだと思うんですね。


少し話が変わるようですが、


「働く」ということの大事な側面として、「社会との関わり」があります。


働くことで、社会や誰かとつながることができる。


そのこと自体に、意味がある。


仕事の内容がどうこうというよりも、この社会に自分が存在している、存在していいと感じられること。


働くことには、そんな意味があると思うのです。


逆に言えば、たとえ働いていたとしても、人とのつながりを感じられないのなら、その仕事は実はつまらないはずです。


どれだけ外から見てカッコいいものだとしても。


で、実は多くの人が、「人とのつながりを感じられないから、人生がつまらない」ということに、あまり気づいていません。


もちろん、それ以外にも人生がつまらない原因はあります。


一つの理由として、「人とのつながりが希薄」という面がある、ってことです。


昔は、私もこのことにあまり気づいていませんでした。


私自身も、自分の人生の中で様々経験し、考えが進化していってきていると感じています。


さらに、昨日の「やりたいこと」についての話と関連させてみましょう。


いつも言っているように、今はあらゆるものが満たされた時代で、生きていくだけなら誰でもできるようになりました。


ある程度の幸せが、そこにはあります。


その中では、「自分の欲望や自分の望みを必死で追いかける」ということが難しい、という状況があります。


もちろん、それができているならOKです。


それが間違っているということではありません。


ただ、自分の望みのために必死になれない人は、情熱的に、エネルギッシュに生きたいと思っているから、やりたいことを探します。


でも、自分のためにはそんなに頑張れないから、見つからないし、見つかったと思ってもそんなに本気になれない。


で、もしあなたがそういう状態にあるのだとしたら、キーワードは「つながり」です。


他者とのつながり、他者への貢献。


そんなことを、一度考えてみる。


自分が得ることではなく、誰かに与えるということを考えてみる。


見返りを求めるのではなく、感謝を求めるのではなく、


純粋に誰かに何かができないか、と考えてみる。


誰かとつながれないか、と考えてみる。


そうしたら、そこから「やりたいこと」が自然に生まれてくることがあります。


あんなことをしたら喜ばせることができるんじゃないか!


こんなことが社会には必要なんじゃないか!


と、アイデアが生まれたり。


で、それがビジネスになったり。


するものなのかな、と思うんですね。


そうやって考えられること自体で、自分も幸せな気持ちになるし。


ただ、そのような状態になるためには、自己愛が大事だったりするんです。


自分が自分を愛しているから、認め、受け入れているから、他者へ意識が向く。


自分だけでなく、他者に関心を持てる。


で、貢献することを考えて、それ自体で幸せな気持ちになって。


相手からも貢献が返ってきて。


そんな「循環」の中で生きていける。


のだと思います。


まずは、自分。でもそれはエゴ的に、自己中に、ということではなく、自分を愛するという意味で。


その後、他者のことを認め、受け入れることができるようになると、


かなり満足度の高い人生になるんじゃないかな、と思います。


だから今は、そのことを体感を通じて教えようとプログラムをやっている感じですね。


それでは、今日はこのへんで。