「やりたい」が「できない」に浸食されていないか? | 受験コーチ池田潤が教える参考書学習法

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朝からサッカー観てました。負けてしまいましたね。残念です。


色々思うことはあるのですが、その一部はfacebookに書きました。


で、ブログでは全然関係のないことを。笑


えっとですね、今、思ったことなのですが、


やりたいことがあるとかないとかっていうことがありますよね。


で、7月22日発売の本にも書いたのですが、


多くの場合、やりたいことがないというよりも、やりたいことをやりたいと思うことに対する恐怖というか、


やりたいことをやれると思えていない部分があるんじゃないか、と思うんですね。


やりたいことをやれると思えない。


例えば、自分でビジネスがしたいなーとふと思ったとしますよね。


自分で仕事を創りたい、と。


でも、それを実際にやって実現する人って少ないわけですよね。


何で少ないかっていうと、そもそもやらないからです。


チャレンジして失敗するというよりも、そもそもチャレンジをしていない。


そういう人が大半なのではないかな、と。


思いを持っても、やれると思えないからそもそもやらないわけです。


で、やれないという範囲がどんどん広がっていくとします。


どんどん広がって、次第に「やりたい」の範囲まで浸食してくるわけです。


やりたいが、できないに浸食される。


で、やりたいことがない!と悩んだり。


やりたいことがない、というのはやりたいことをやりたいと素直に思えない、ということなのかもしれません。


それは、例えば過去に何かに失敗して傷ついてしまったり、


自分にはできないんだ、と人生のどこかで感じてしまったり。


スネ夫アイデンティティになってしまったり。


自分の望みに対して卑屈になってしまうんです。


どうせできない。という感じで。


で、それがあまりにも自動化されてしまっていて、


自分の望みに制限をつけるわけですね。


もう、それが当たり前の前提として制限がかかっている。


その制限の中で自分の望みを考えてる。


だから、本当はどうしたい、ということが見えてこないわけですよ。


一瞬見えたとしても、「いやあ、でも、やっぱりできないよなあ」となっちゃう。


だから、エネルギーも湧かないんです。


純粋で素直な状態だったら、できるかどうかをことさら気にせず、


「うおー!やりてー!」とか、「ほしー!」とかなるわけです。


で、がむしゃらに突き進む、みたいな。


でも、今はそうやって突き進んでいく人は少なくて、考える人が多いですよね。


何で考えるか?


不安だからです。できるかどうかか。


あとは、なぜかモチベーションが上がらないから、「これじゃないのかな?」と思っているんです。


「これ」という欲しいものが見つかったらエネルギーが出ると思っている。


でも、なぜ根本的にモチベーションが上がってこないかというと、


自分にできるかどうか疑いを持っているからなんじゃないか、と思うんです。


自分を疑っているから、自分の望みまで疑っちゃう。


あれこれ考えちゃう。


あれこれ考える必要がある。


で、こういう話をしていくと、行き着く先は


自己愛


になってくる。


自分を信じられるか。


自分ならできると思えるか。


できると思えたら、人はやります。


できるかどうか不安だから、尻込みするわけです。


例えば、勉強していて悪い結果が出たらやる気なくなりません?


なぜです?


「できない」という思いが頭をよぎったからじゃないですか?


できることへの疑いが芽生えたからじゃないですか?


で、そこで「いや、ここで失敗して良かった。そのおかげで成長した。これでいい」と思えたら、やる気回復しません?


なぜです?


大丈夫、できるぞ、と思えたからでしょう。


人はできると思えたらやる気が出て、できないと思ったらやる気を失います。


で、そのできるできないの考えは、ある意味自分で選択するもの。


最初から決まっているものじゃありません。


全ては自分で選択し、自分で決めるものです。


やってみないと分からない。


だから、できると信じることが大事なのです。


そして、自分の状態について正確に認識すること。


現状を把握すること。


この現状把握ができていないと、改善の方向も変わってきますから。


で、多くの人は自分を知らない。


自分に気づいていない。


だから、どうしていいか分からないのです。


ちょっと長くなってしまいましたね。


今日はこのへんにしておきたいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。