「やらなきゃな」の世界で生きると面白くない | 受験コーチ池田潤が教える参考書学習法

受験コーチ池田潤が教える参考書学習法

‐志望校に合格する勉強法と思考法‐

ブログを書き続けてすでに5年以上が経っているのですが、昔からの読者さんもどんどん年をとっていて(笑)、


色々話を聞いていると、自分でビジネスを立ち上げてそれを仕事にしている、という人も多いんですね。


大体、パソコンで出来ることから初めて、ノーリスクでやっているという人が多くて。それで上手くいっている、とか。


そういうのは聞いていて嬉しいです。


というのは、ブログを立ち上げたときから言ってきたことは、私たちは本来自由であって、縛られるものない、好きなように生きていい、ということ。


日本人は明らかに縛られ過ぎ。色んなものに。


自分で自分を縛って、色々と苦しんでしまっている。


起業してもいいし、就職してもいいのですが、大事なことは自分で決断すること。


自分で自分の人生を決定していくこと。


本来はそれが当たり前なのですが、私の社会には暗黙のルートのようなものが存在していて、


多くの人は思考停止でただそのルートに従うだけ。


で、自分でそのルートに従うことを選んでいるのだけど、なぜか不平不満があったり、「やる気が出ない」と言っているのですよね。


全ては自分で選んでいることなのに。


「選んでいる」という自覚がないんです。


いつでも「やらされている」と思っている。それは、思考停止で、自分で考えていないから。


自分で「何のためにやるか」を明確にしていないからです。


明確にしないで、何となく生きているから、全てが「何となく」になってしまう。


何となく年をとって、何となく受験とか就職とかの節目が来て、何となくやっていく。


何となくだから、「やらされている」感はすごく強いわけです。


本当は自分で選んでいるのですが。


自分で選んでいることに気づかずに、なぜかやらされていると感じて、被害者っぽくなる。


「ああ、やらなきゃなー」となる。


人生全体がそんな感じ。


30歳近くになったら「そろそろ結婚しなきゃな」とか。「マイホームが」とか。「そろそろ子供を」とか。


全てが何となくで、流されていて、枠の中で、やらなきゃなの世界。


自分はどうしたいのか、と自分の心に聞く姿勢がないのです。


自分の心に聞けば、周りとは違う行動をすることになることも出てくるでしょう。


それが当たり前です。


いつでも周りと一緒という方が不自然で不可思議です。そんなことはありえない。


一緒でなければという恐怖は、自分の人生の幅を極端に狭めるし、それでは自分の能力を全部出し切ることはできないでしょう。


流されっぱなしでは自分を見失います。


世の中、決まりきった正解などないし、周りに合わせる必要もないし、ズレていい。


私もかなりズレまくって生きていますけど、相当に楽しく幸せな日々になっています。


私はこれからもズレて、はみ出して、生きていく予定です。


もちろん、それは結果的にそうなってしまうだけなのですけれど。


大事なのは、自分の心に従って生きること。


あんまり「正解かどうか」を気にしないことです。


そんなものはないから。


自分で決めたものなら全て正解。これでいい。これで良かった。


そういう風に考えて生きていく方が楽しいですね。


それでは、今日はこのへんで。


間もなくサッカー日本代表の闘いが始まります。


応援しましょう。