ボクシング元世界チャンピオンから聞いた話 | 受験コーチ池田潤が教える参考書学習法

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昨日は、元世界チャンピオンのボクサーである川嶋勝重さんとお会いし、色々と話を伺ってきました。


ボクシングの世界で世界チャンピオンになった人はどんなことを考えてそこまでやってきたのか。


非常に興味深い話を聞くことができました。


川嶋さんは、普通にサラリーマンとして働いていたそうで、サラリーマンになる前まで一切ボクシングなどはやってこなかったそう。


あるとき、友人にボクサーがいて、その人に「自分の試合を観に来てくれ」と言われ、


そのとき初めてボクシングを観に行ったそうです。


で、そこで川嶋さんの心がノックアウト。


その頃、サラリーマンとしての自分の人生に対して「このままでいいのかな」「このままこの会社で一生を終えていくのかな」という気持ちがあり、


ボクシングという世界で命がけで戦っている男たちを見て、「自分もこんな風に生きたい」と思った。


そうしたらいてもたってもいられず、会社に辞表を出し、ボクシングジムに入った。


20歳を過ぎていて、何もないゼロの状態。ボクシング経験もゼロ。


しかも、トレーナーに「お前には才能がない」とまで言われ、


何とプロテストを受けることすら許してもらえなかったそうです。


2度も断られながらも、それでも踏ん張って練習して、ようやくプロ試験に。そして、プロに。


そこから世界チャンピオンまでの道を歩んでいきます。


色々と書きたいことがあるので次回以降また書いていこうと思うのですが、


川嶋さんの人生の変化ってすごい面白いと思うんですよね。


一番のきっかけが「友人の誘い」なんです。


もし「ボクシング見に来いよ!」と言われて、何らかの理由をつけて『行かない』ことを選択したなら、


ずっとサラリーマンで人生を終えていたかもしれません。


明らかに違う人生を歩んでいたと思うんですよね。


ただ、当時川嶋さんには「このままでいいのか」という思いがあった。


何かしらのきっかけだったり、自分の命を燃やせる場所みたいなものが欲しかったんだと思うんですね。


そんなときに、いや、そんなときだからこそ、舞い込んできた友人の誘い。


そこに飛び込んでみたこと。ボクシングなど見たこともないけど、飛び込んだこと。


それが、川嶋さんの人生を変えていった。


実は、人生を変えるのってホントにこんな感じなんだと思うんです。


誰かに誘われたとか、たまたま出会ったとか。


実はそれは自分が無意識に求めているからなのですが、その無意識が引き寄せたものに飛び込めるか。


心が気になってしょうがないものにどう反応するか。


ということが大事なんだと思うんです。


頭で考えれば、いくらでもやらない理由は出てきます。言い訳は無限に思いつくこともできる。


川嶋さんだってそうだったでしょう。


お金もないから8年間バイトし続けたそうです。


トレーナーには「才能がない」と言われ、プロテストを受験することすら許されず。


やめる理由なんていくらでもあっただろうし、むしろ周りからは止められてばかり。


でも、本人はやりたくてしょうがない。


この「やりたくてしょうがない」ものに対して素直になれるか。


やりたくてしょうがないからこそ、バイトだってできるし、とめられようが突き進んでいける。


元世界チャンピオンの話は、ホントに面白く、お会いできたことに感謝。


また、色々と書いていければと思います。