「一般論」に逃げるから成績が上がらない | 受験コーチ池田潤が教える参考書学習法

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‐志望校に合格する勉強法と思考法‐

何でもそうだけど、壁にぶつかるときがあります。


で、受験勉強なんていうのは壁にぶつかりっぱなしなわけですよね。


分からない問題、理解できない事、覚えられないもの。


毎日毎日壁にぶつかるといってもいいくらいの状況です。


で、大事なのは、そこで自分の思考をどのくらい働かせることができるか。


「どうすればいいか」を突き詰めて考えることができるか。


そこで自分が何を感じて、どういう手を打っていくかが大事になってきます。


多くの人は上手くいかなかったときに立ち止まってしまうか、同じことを繰り返します。


勉強していても成績が上がってこないということは何らかの誤りがあるわけですが、それでも同じようなやり方を貫いてしまったり。


同じやり方をがむしゃらにやる方が楽なんですよね。


例えば、1日13時間を今までの「実質」を意識しない、思考することを意識しない勉強をするのと、


1日6時間、徹底的に頭を使って考える。自分の思考を重視する勉強をするのとでは、後者の方がきついんです。


だから、ただがむしゃらに勉強しているだけの人には「あなたは楽をしています」と言います。


長時間機械的に勉強をするよりも、自問自答して、己と向き合い、自分の勉強と向き合う勉強をする方が何倍もキツい。


だから、みんなやらないんですよね。


とりあえず授業を受けていればいいだろうとか、有名な参考書をやっていればいいだろうとか、とりあえず単語、とか。


そんなんじゃダメなんだよ!!!!ということを、ずっとお伝えしてきました。


それは、思考を放棄しているし、自分と向き合うことから逃げているんですよね。


自分と向き合わず、「一般論」に逃げているだけです。


よく言う「初見の問題を解く」ということをやっていると、必然的に自分と向き合わざるを得なくなります。


「あれ、できていると思っていたのに、実はできていないんじゃないか…」なんてことを考えるようになる。


それが向き合うってことですよね。


自分には何が必要なのか、何をしなくてはならないのか。


理解しているか、覚えているか、本当に解けるか。


そうやって自分の勉強と向き合いながら学習していくから、成績が上がっていくのです。


適当に形だけ、クールに決めようと思っても、できません。


大事なのは、自分と向き合う勉強を続けることです。


昨日は、かなり夜遅くまで起きていました。


映画も観ました。


基本となる生活習慣があって、基本的に寝る時間などもそれに合わせていくのですが、羽目を外すときには外せるようにしています。


やはり、いつも同じことばかりでは面白くないので、イレギュラーなことをしてみたり、様々な経験をしてみることも大事なことですね。


「基本となる生活+イレギュラーな経験」という感じが大事かなーと思います。