自分の人生を失わない方法 | 受験コーチ池田潤が教える参考書学習法

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‐志望校に合格する勉強法と思考法‐

今日もカフェからブログをお届けです。


今日は大阪セミナーなので、このブログ書いたら会場に向かいます。


ブログやメルマガ読者さんにお会いできるのがかなり楽しみです。


懇親会でも色々と話を聞いて、ズバズバ本質を突いていこうかと思っています。


今回のセミナーのテーマは「自分」なのですが、これってかなり今の時代に必要なことだと思っています。


というのは「確かなもの」がもう今の時代、なくなってきているからです。


「こうしておけばいい」「こう生きるものだ」という指標みたいなものがない。


もちろん、本来はないのが普通なのですが、これまではあったわけですよね。


高学歴とか、大企業とか、公務員、資格、男らしさ、女らしさ……。


その他様々な「シンボル」みたいなものがあった。


そういうものを目指しさえすればいい、と思っていた。


でも、どうも雲行きが怪しくなってきたわけですよね。


本屋に行けば、資格を取っても食えないとか、高学歴ワーキングプアという言葉があったりとか、公務員の給料が下がって、天下り批判があって。


女も働くべきという声が大きくなって。


男も育児をしろという話になって。こういった点について言えば、良い悪いではなく、「こうあるべき」が崩れてきているという話。


もう、どうしたらいいか分かりません、みたいな。


さらに、個人メディアの発達によって今まで見えなかったものも見えるようになり、


ステルスマーケティングに代表されるデマも増えた。今や、口コミさえも信用できない。


第三者を装って、意図的に悪評を流す人たちも大量に出て来たわけです。


どんどん「確かなもの」がなくなってきているのが分かると思います。


自由ではあるのだけれど、その自由に耐えられない人も出て来ている。


このあたり、より詳しいことはエーリッヒ・フロムの「自由からの逃走」にも書かれています。


で、ここで大事になってくるのが「自分」なんですよね。


あなたはどう思うんですか。あなたは何をしたいんですか。


自分の判断、自分の感覚。そういったものが問われてくる。


それがない人は、情報に踊らされ続け、騙され続け、自分の人生を失っていかざるを得ない。


情報は洪水レベルで日々押し寄せてきています。


その情報の渦に飲まれるか、華麗にサーフィンするか。


それは、「自分」という名のサーフボードを持っているかどうかなわけで。


誰が何と言おうが「オレは」こう思う。私はこう感じる。


これが良いと思う。これは良くないと思う。


自分の感覚で選んでいけるか。自分軸を持てるかどうか。


自分の目で見て、肌で感じようとしているかどうか。


その姿勢が大事。


で、そんなことも含めて、今回のセミナーは「自分」というものをテーマに、ゲームをしたりワークをしたり対話をしながら、進めていく予定。


あー、楽しみ。


では、今からセミナー会場に向かいたいと思います。


では!