いい加減、自分の本音で生きよう | 受験コーチ池田潤が教える参考書学習法

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‐志望校に合格する勉強法と思考法‐

私たちが絶望し、勇気が湧かなくなってしまうときというのは、未来を信じることができなくなったとき。


自分は未来を創ることができる、と信じられなくなったとき。


自分への疑い、自己否定、自信の欠如…


そういったものが重なると、私たちは未来を描こうとする力を失い、現状をいかに維持するかという「生存」を優先する生き方になってしまいます。


結果、何も変わらない現状が続いて行くのです。


今、現代社会を「自信を奪う」社会だと思っています。


自由な情報発信ができるようになり、誰もがどんな内容でも発信できます。


しかし、それによって劣悪な情報、ネガティブで、自信を失わせるような情報も本当に増えました。


私ですら、よく分からない情報をたまたま頭に入れてしまうと、自信が弱まっていくことを感じます。


情報の洪水の流れに身を任せていると、どんどん悪い方向に流れていってしまうのです。


人間は本来、純粋な自分の気持ちにアクセスし、その思いに従って生きていくと上手くいくようになっています。実は。


でも、今はその純粋な自分の気持ちにアクセスができなくなっているわけです。


「Self Revived」することができていないわけ。


結果、常識や他人の価値観、主義主張などに惑わされ、自分をどんどん失っていきます。


当然、やる気は出ないし、憂鬱になってしまったり、自分への愛を失うことによって他人への愛も失ってしまいます。


自分への愛を失えば他人への愛、つまり他人への興味関心も失われていき、人々はどんどん孤立化していきます。


逆に、自分の純粋な気持ちにアクセスし、自分に従って生きていくことでどんどん道は開けていく。


本来、私たち人間にはすごい潜在能力が秘められていて、それは今この記事を読んでいるあなたも同じです。


それに自分が気づいていないだけ。


社会や他人、常識によって見えなくさせられているだけです。


その力を何に使うか、何に発揮できるかは人それぞれ。


そして、それでいいんです。


人生に唯一絶対の正解はなく、「こう生きるべき」というものもありません。


あなたがあなたの純粋な思いに従って生きていくのであれば、それは全て正解なのです。


例えば、ローズマリー・ケネディという女性をご存知でしょうか?


彼女は、ジェン・F・ケネディの母親です。


彼女にとってのミッション、やりたいこと、使命は、「立派な家庭、家族を創ること」でした。


そこに自分の才能を発揮し、全力を注いだのです。


そんな生き方も、当然立派なものです。


家族を大事にしたいなら、全力で大事にすればいい。何でもいいわけです。


しかし、どこかで「女性も働かねばならない」という風潮、社会的圧力みたいなものに身を任せてしまって、実は本当にやりたい「家族を大事にする」ということができないでいる人もいるでしょう。


自らの純粋な気持ちとして働きたいのならいいです。それは本当に素晴らしいことです。性別に関係なく、ガンガン世に出て活躍して欲しいと心から思います。


しかし、そうでない場合に働くことを選んでいると、どこかで心が疲れ切ってしまうかもしれません。


経済的な問題で働く必要があるということであれば、それが「家族を守るため」と考えることでその仕事にも全力で打ち込もうとするでしょう。


大事なのは、自分の純粋な気持ちを忘れるな、ということなんです。


社会が何と言おうが、周りがどうだろうが、関係ありません。


そういったものに左右されてしまうから、人生は変わらないし、いつまで経っても悶々としてしまうのです。


そろそろ本当の自分に目覚めたら?


「Self Revived」したら?


という話なんですね。


いい加減、自由に生きたらいいんです。


それができないから、苦しんでいるだけなんだから。