なぜ、何だか「負けてる」気がするのか? | 受験コーチ池田潤が教える参考書学習法

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‐志望校に合格する勉強法と思考法‐

昔は、受験勉強法だけを教えていた部分があったのですが、今はその他にも色々なことを伝える、ということをやっています。


勉強法を研究していくと、どうしてもそれ以外の分野について関心がいってしまい、


よくよく考えると受験生も色んなブロックや課題を抱えていることが分かって。


今は例えば、自分のことを嫌いな人が多いな、とか、自分に制限をかけているな、とか、やりたいこと探しをしているな、とか感じていることは色々とあります。


基本的に私はいつも考えたり勉強したりしていて、ここ数年で自分自身がすごく成長したな、と感じています。


だから、このブログをずっと見てくれている方は、徐々に私の言うこと、フォーカスしているポイントが変わっていると感じられるかもしれません。


私自身、どんどん大事なことに気づいていっている感覚があります。


無駄なものがどんどんなくなっていって、自分にとって本当に大事なものがシンプルな形で残っていく感覚。


で、その中で今感じることを。


これまで、多くの人が、色んな「成功の形」を提示してきました。


例えばそれは、「大企業」だったり「お金持ち」だったり「自由なライフスタイル」だったり。


それぞれの時代で色んな「象徴」があったわけです。


で、多くの人がそれを追い求めて躍起になる。


でも、なぜかそれが達成できない、という人も多かったのではないかと思います。


達成できなかった理由は色々とあるでしょうが、


一つには、別にそれを本気でやりたいとは思っていなかった、ということがあるでしょう。


私には、これからこうなっていって欲しい、というビジョンがあります。


それは、みんなが自分に従って生きるようになること。


象徴など求める必要がなくなり、ただ、自分がしたいと「感じる」ことを素直に純粋にできるようになること。


なぜ、象徴を求めるかというと、自分の中を見ないから。


自分の中にある感情をジャッジし、信頼していないから。


でも、私たちに最高のモチベーションを与えてくれるのは自分の中から来る思いです。


別に人から認められる必要はなく、ただ自分がそうしたいと感じることをすればいい。


それが人生なのだと思います。


で、その自分の思いに従って生きた結果として、なぜか人から認められたり、話題になったり。


でもそれは話題になることが目的だったわけではなく、ただ自然にそうなっただけ。


話題になろうがならなかろうが、どうでもいいことで。


大事なことは自分が生きたいように生きること。


働きたい人は全力で働けばいい。遊びを大事にしたい人は遊べばいい。


家族を大事にしたい人は家族を大事にし、釣りがしたい人は釣りを、仲間を大事にしたい人は仲間を大事に。


物を書きたい人は書きまくり、歌いたい人は歌う。


そうやって、自分の才能や個性を、存分に発揮しながら生きて欲しいと思っています。


この世の中に「正解」はないし、唯一普遍の「成功の形」もありません。


それは、自分で創っていけばいい。


上下もなければ優劣もない。


上下や優劣があるという世界観で生きていれば、自分の思いに従うことはなかなかできないでしょう。


何だか「負けてる」気がして。


本当は、何でもいいんです。


それをしていて自分が満足できるのであれば、それが自分にとっての成功。


その自分にとっての成功を追求していくと、なぜか世間的な成功も手に入っていたりとか。


そういう順序だと思うんですよね。


よくよく考えてみてください。


世間で話題になっている人って、そうじゃないですか?


何か独自の世界観を持っていて、好きなことをやっている。


それは別に認められるためにやっていたわけではなくて、好きでやっていたら何かしらないけど認められてて。


で、認められるほど卓越できたのは、結局それが好きで、やりたいと思ったからでしょう。


自分の気持ちに純粋で素直な人ほど上手くいきますよね。


だって、無尽蔵のモチベーションが生まれるわけですから。


ちなみに、今回の話は7月22日発売の2冊目の本に、さらに詳しく書いています。


今までの勉強ジャンルにはない世界観を打ち出した本になっている、かもしれません。笑


話を戻して、


自分の思いに従って生きること。


それが本当の意味での成功の秘訣なのかな、と思います。


「成功」というものすらどうでも良くなって、でもなぜか成功していて。


そのことがどうでもよくなったときになぜかそれが手に入る、ということはよくあることです。


ちょっと長くなったんで、今日はこのへんにしておきます。


おわり。