私たちは一人一人、得意不得意があります。
何の努力もする必要がなくスイスイできるのに、人並み以上に上手くできること。
めちゃくちゃ努力しているのに、人並み以下にしかできないこと。
誰もがそういうものを持っています。
私だって、苦手なことは本当に多いです。事務系とか、苦手です。
でも、世の中には事務系が好きで得意な人もいます。
私が事務系が苦手なのでその人に任せると、いとも簡単にスイスイとやってのけてしまいます。
で、私は心から感謝の念が生まれます。ありがとう、と言います。
すると、その人は嬉しくなります。人から感謝されることは嬉しいものです。
自分に苦手なものがあっても、それが得意な人はいて、
その得意な人に任せてあげることで、その人は自分の才能を発揮できます。
才能を発揮できる「場所」を与えられたわけです。
私に苦手なことがあることは、人が活躍する「場所」を与えていることになります。
そういう意味で、できないことがあることは人の役に立てることなのです。
世の中の人全てが完璧だったら、人が才能を生かす場所がありません。
世界はそういう風にはなっていません。
だから、完璧を目指さなくていいし、ダメなところや苦手なこと、できないことはあっていいんです。
才能の発揮する「場所」があるのは本当に大事なことです。
多くの人が、その場所がなくて苦しんでいます。
ただ、それも自分で選んでいることなのですが。
才能を発揮している感覚がないから、生きている実感がなかったり、何か物足りない、何か違うという感覚が生まれるのです。
しかも、人より抜きん出た結果も得られない。
自分特有の才能を発揮している人は、エネルギッシュで、しかも得意だから成果が出ます。
「自分に従って生きる」ことが大事だと、言っています。
皆がそういう風になる世界を夢見ています。
自分に従って生きれば、自分の才能を生かせる。
才能を生かすと、成果が出る。
成果が出るから人生上手くいくし、生きている実感、楽しいという感覚、人の役に立っているという思いを持てる。
逆に、常識や他人の価値観で生きれば、心ではなく頭で生きるようになり、メリットを求め、自分の才能を発揮できない場所を選んでしまいます。
そうなると、なかなか大変です。
ただ、才能の話をすると、「私に才能なんてない」なんてことを言われることがあります。
しかし、それは自分の才能を認めていないだけです。
事務が得意なのも才能です。
自分以外の誰かになろうとしているうちは、自分の才能に気づけません。
気づこうとしません。
自分以外の誰かになろうとするということは、自分が嫌いということだから。
嫌いな自分の良いところなんて見ようとしません。
だから、「自己愛」が大事なんです。
自己愛がないと、自分の才能に気づけない。
才能に気づけないと、不得意でしんどいことをずっと続けることに。
頑張ってもなかなか成果が出なかったり。
大事なことは、自分に従って生きること。
自分以外の誰かになろうとする必要はありません。
と、この話をさらに深く知りたい方は、7月22日発売の本を手に取ってください。
という宣伝で、今日は終わり。笑
今回のブログの内容も、本の中でさらに深く書いています。
結構、面白いと思います。