認めてくれる人、認められる場所 | 受験コーチ池田潤が教える参考書学習法

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土曜日は、東京六本木でプログラムの映画ツアーを実施。


「青天の霹靂」を観てきましたが、非常に良かったです。


で、今自分自身でプログラムを主催してカフェで対話したり色々やっているのですが、


そこに集まる人たちって、普通だったら絶対に出会っていない人たちなんですよね。


日本全国にプログラムに参加してくれている人がいて、その人たちと一緒に映画を観に行ったりする。


しかも、価値観が似ていて、かなり深いところまで話していける。


ネットが発達したことで、本当に多くの人とつながることができるようになりました。


普通は、地元の友達、大学の友達、会社の同僚。


そこで人間関係は止まってしまうと思うんですね。


それ以上広がっていかない。


そうなると、変化のない毎日になっていきます。


変化がないと、だんだん変化が嫌になってきます。


面倒くさくなってきます。だから、変化を避けます。余計、現状維持になります。


そうなると、もはや外の世界に出て行くことができない。


私の場合、今、人間関係が結構意味不明な状態になっています。


年下ともつながっているし、上は50代60代の方ともつながっています。


日本全国みんな住んでいる場所も様々で、年齢も違う。


でも、そんなの関係ないんです。


年齢も場所も関係なくて、同じ気持ちを持っていたり、つながれるものがある。


ただそれだけで、つながることができる。


そして、人は自分が認めてもらえる場所を持つことでより自分に自信を持つことができます。


自分が受け入れてもらえる、自分でいいと思える、そういう場所があること。


そういう場が、人を変えていく。


今いる場所が自分に合わない場所だったとしても、自分を認めてくれない場所だったとしても、


それは自分に価値がないということではありません。


ただ、自分には合わない、考え方が違うというだけのこと。


より広い世界に飛び出してみることで、自分の世界も広がり、自分自身を肯定することもできるようになってきます。


ということで、私はこれからもそういう「場」をどんどん創っていきたいな、と思う次第です。


最後に、昨日のfacebookの投稿をこちらでもシェアします。


<認めてくれる人、認められる場所>


昨日は六本木ヒルズでプログラムに参加してくれている子たちと映画。「青天の霹靂」。想像以上に良くてビックリ。僕らは大いなる勘違いをしながら生きているかもしれないこと、被害者ではないこと、愛って何、とか色々感じることは多かった。普通に、涙。泣き虫。


その後は、カフェに行って参加してくれた子たちと対話。3時間くらい喋ったのかな。映画の感想のシェアから始まり、個人の相談まで。対話して、色んな話を聞く。お互いに心を開いていく。


そうすることでその人の奥にキラリと光るものを垣間みることができる。普段はなかなか見せないし、どう見せていいのか、見せてしまっていいのか、分からないもの。見せることに怯え、不安になってしまうもの。


人の人生には、ホントに色々ある。誰もが、色んなことを抱えながら生きている。傷ついて、認められなくて、愛されていないと感じてしまって、心を閉ざす。その人の表面に現れているものがその人の全てではなくて、閉ざさざるを得なくて色んなものを閉ざしているだけ。


だから、時に嫌な奴に見えたり、どうしようもない人に思えたりする。何やってんだ、と思うことがあったり。でもその人にも、色んなことがあって、それを人に話すこともできず、理解してもらえるとも思えず、自分でもどうしていいか分かんなかったり。


最近は、人を愛するっていう感覚が分からないっていう人が多い。それは、無条件で、ありのままで、愛された、受け入れてもらえたと感じられたことがないからなのかもしれない。そういう仲間がいないからかもしれない、と思う。自分は自分でいいんだと思わさせてくれる仲間、そう思える場があれば、きっとその感覚は自然に生まれてくるものなんだと思う。


自分はまだまだ未熟で、人をジャッジしたりしてしまう。ただ自分自身、自分は自分でいいと思わせてくれる人たちのおかげで変われたし、救われたと思っている。だから、誰かにとってそういう自分で在れたらと思う。


最後に、「青天の霹靂」の主題歌、ミスチルの「放たれる」の歌詞を載せとく。


閉じ込められてた気持ちが 今静かに放たれてゆく


重たく冷たい扉を開けて かすかな光を感じる


諦めかけたいくつかの 夢 希望 憧れ 幸せ


朝顔が空に伸びるみたいに その光をたぐり寄せる


右へ左へ迷いながら その度に蔓を巻き


日の当たる場所に昇りたい あなたもそこに来て・・・


もう一度その温もりにその優しさに包まれて生きたい


払い落としても消えない愛が一つあるの それで強くいられる


ある時はもっと滅茶苦茶に 自分を傷つけたい衝動に


駆られてしまう 誰のせいにも出来ない不運を目の前に


だけどたった今分かったのは 誰もが生きる奇跡


生まれてきた ただそれだけで愛されてる証


カラタチの木の棘のように あらゆるものに尖り自分を守れば


でも今は恐れることは何もないと 強がりじゃなく思える


遥か遠い記憶の中で あなたは手を広げ


抱きしめてくれた まるで大きなものに守られている


そんな安らぎを感じる 今でも・・・


もう二度とその温もりにその優しさに触れないとしても


いつまでも消えない愛が一つあるの それで強くなれる


だからもう恐れることはなにもないの 心は空に今そっと放たれる