やる気が湧かなくなる理由 | 受験コーチ池田潤が教える参考書学習法

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‐志望校に合格する勉強法と思考法‐

勉強というと、ネガティブなイメージを持っている人が多いものですが、実はそんなに悪いものではありません。


というか、メルマガに書いたのですが、愛すべき目標があって、その目標を叶える手段なわけですから勉強だって愛すべきものなわけで。


本当はね。


だけど、たまにできないことがあるとかそのせいでイライラするとかで、勉強を嫌いになってしまう人も多いわけで。


ただ、喜びを見出そうと思ったら見出せます。実際、上手くいっている人はその勉強の良い部分に目を向けていて、そこに関心があるんですよね。


私だったら、数学でも現代文でも英語でもそうですが、問題と格闘することが好きでした。


考えて答えを導き出すっていうのはゲームみたいなもので。そこに単純に楽しさを見出してもいいじゃないか、と思っていました。


どうせやるんだったらね。


前にも言いましたが、人生はいつだって本番。勉強しているときだって本番を生きているわけです。


で、別に大学なんて入ろうと思えば入れるわけですから、わざわざ難しい大学を選んだのであればそれは自分の意志。


自分で選んだもの。


なのに、なぜかその自分で選んだ勉強を憎んでいたりとか。


本当はやらなきゃいけないことなんてないんですよね。だって、やりたくないんだったら適当な大学に行けばいいんだから。


大学受験だって、絶対にやらなきゃいけないものでもないし。やりたくないんだったらやめてしまえばいいんです。


それでもやめないなら、それでもやるというのなら、それは自分の意志ですよね。自分でやると決めているわけです。


じゃあ、楽しんでやった方がいいに決まっています。


やらされているわけでもなく、やらなきゃいけないことなわけでもないのに、わざわざ自分でやると決めたのなら、それは楽しんだ方がいい。


自分の選択なんだから。


嫌々やっている、ということの方がおかしいんです。嫌ならやめなよ、という話なんですから。


嫌ならやめればいいのにやめないのなら、やりたいのでしょう。


じゃあ、黙ってやればいい。いちいち文句を言わず、やればいいんです。


で、やるんなら楽しんでやったらいい。


楽しみを自分で見出していったらいい。


人生は自分で選択で、自分で選んでいます。


被害者意識なんかいらない。やらなければならないことなんて、本当はない。全部、自分で選んでいる。


自分で選んでいるのに、選ばされたと思いたいだけ。選ばされたと思えば、何もかも誰かにその責任をなすりつけられるから。


自分のせいじゃない、と逃げられるから。


そうやって考えているから、自分の人生に対して被害者ぶっているから上手くいかないんです。


自分の人生を創っているのは自分。


そのことを深く自覚することから始まるのだと思います。