Pacchinです
毎月恒例の
衛生委員会が行われました
5月の議題は
大動脈剥離について
STEP.1まずは血管について知ってみましょう
大動脈とは
心臓から送り出された血液が最初に通る
人体の中で最も太い血管
心臓から全身に血液を送り
樹木のように細かく枝分かれしながら
体のすみずみまで血液を運んでいます!!
その樹木の幹に当たる大動脈は
心臓から出て首まで上に向かう
『上行大動脈』
首からお腹まで下へ向かう
『下行大動脈』
その途中でもさまざまな重要な臓器へ枝分かれしていきます
STEP.2大動脈解離とは?
大動脈の血管の壁は3つの層で出来ており
外から外膜、中膜、内膜となっています
大動脈解離は
血管壁が裂け、血液の通り道が
本来のものとは別にもうひとつできた状態です!!
STEP.3原因・危険因子は
動脈硬化、高血圧、喫煙、ストレス、
高脂血症、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群、
遺伝などのさまざまな要因が関係すると考えられています
大動脈解離の発症が多い年齢は男女とも70代とされていますが、
40代や50代で発症することも稀ではありません!!
STEP.4症状は
大動脈解離は、ほとんどの場合、何の前触れもなく
突然、胸や背中の激痛とともに起こります
起こったばかりの時は
血管が裂けているために血管の壁が薄くなり
破裂しやすい状態にあります
特に上行大動脈に解離が及ぶA型では
1時間に1%ずつ死亡率が上昇すると言われています
48時間以内におよそ半分の患者さんが亡くなることになります
大動脈解離の発症は冬場に多く、夏場に少ない傾向があります
時間的には活動時間帯である日中が多く
特にAM6~12時に多く
逆に深夜から早朝は少ない
STEP.5治療は
上行大動脈が裂ける場合
(心臓から出て首まで上に向かう)
発症後の致死率が1時間に1~2%上昇する報告がある
緊急手術(人口血管に入れ替えたりする)
下行大動脈が裂ける場合
(首からお腹まで下へ向かう)
心拍数や血圧のコントロールと安静、痛みのコントロール
手術→痛みが続いたり、破裂、血流障害の出現の場合
(開胸での人工血管やステントグラフトというカテーテル治療)
内科的治療
血圧のコントロール
生活習慣の改善
※糖尿病や脂質異常症、喫煙など
大動脈解離のリスクを下げる
最近で言うと笑福亭笑瓶さんが
この病気によってお亡くなりになっています。。
産業医の先生のお話を聞くたび
病気は恐ろしいと感じます。。
日頃の生活習慣に気を付けて
病気のリスクを減らしましょうね
ではまた
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