点滴に繫がれたままの母は、
二日間、ずっと目を開けることなく
昏々と眠っていました。
抗生物質の投与は効果を表し、
黄疸も消え、酸素マスクは
三日目にしてやっと外されました。
体調が少しよくなって来た母は、
体位を変えたり身体を触られたりすると
その度に声を出すようになりました。
声が出るようになったということは
元気が出た証拠なのですが
他の患者さん達に迷惑がかかるのは
間違いありません。
母が声をあげる度に、ドアを閉めたりして
いました。
私達姉妹はみなそれぞれ仕事や用事があったりと忙しく、
24時間体制の付き添いスケジュールをたてるのは大変。。
でも今回は、娘達も手伝ってくれ
本当に助かりました。
母は、しばらくは点滴をはずすことができないので
近いうちに、以前かかっていたストレスケア(精神科)病棟に
移される予定です。
内科から精神科の先生に相談があったようです。
精神科の先生は
「これぐらいは声を出しても大丈夫だよ。
僕だって寝かせれっぱなしでは声を出すよなぁ。
そんなにひどくないのになぁ・・・
それに、薬は飲ませたくないんだよ。
ご飯が食べれなくなるからなぁ」
母が声を出すたびに、精神科の先生に連絡が行き
また同じようなことを先生がいうことが何回かあり
結局、精神科の病棟に移されることになりました。
どんなとこだろう・・・・