私の夜のスケジュールは
11時ごろに寝て
深夜に2〜3回起きて
ダイパーチェンジをしたり
サクションや
身体が硬くなっているので
リハビリをして
最後は5時に起きて
ダイパーチェンジ
薬やミルクの準備をし
(これが40分から1時間かかる)
で
もう一度寝ます。
起きるのは8時半ぐらい。
15年以上
特異な眠り方をしてきたので
流石に慣れました。
というか
この15年の内
10年はもっと酷くて
クリも私も
よく生きてきたと
自分でも感心します。
まだこの映像を見ていない方は
ぜひ見てください。
クリは毎晩
こんな辛い中を
過ごしてきたんです。
その他にも
痰が止まらなくて
ずっとベッドの脇に
座らせていた時期もありました。
そうした時期が長かったので
今は本当に楽になりました。
クリの苦しむ声を
聞き続けなくていいので
二人で
穏やかな時間を
過ごす事ができます。
クリは
頭にだけ
汗を沢山かくので
夜中に起きた時
しばらく
うちわでクリの頭を扇ぎます。
気持ちよさそうな顔をして
また眠りにつくのを
見ています。
この時間に
本当に幸せを感じます。
深夜なので
周りはとても静かで
聞こえるのは
クリの気管切開から
漏れる音だけ
千秋さんも
横にいて
一緒にクリの顔を覗き込んでいるような
感覚があるんです。
物凄く大変だったのに
3人で幸せだったあの頃。
うちわを扇ぎながら
クリの顔を見ていると
幸せを感じます。
昨日もそんな夜でした。
今夜も素敵な夜になります様に。
明日もいい日になります様に。