あなたは何をすれば自分が幸せなのか、何が自分の悲しみなのかを知っていますか？
知っていれば、幸せを感じることを体験するために一生懸命に働いてお金を得ようと思えます。何をすれば悲しかったのかを知ることで、同じことを繰り返さないように気を付けて生きていこうと考え方を立て直したり、それに基づいた行動を取ることができます。一度、幸せや悲しみを感じることを書き出してみると、自分の感情がどういうときに上下するのかを漠然とではなく、しっかりと確認することができます。
考えるテーマをもらい、答えを書き出して行動することをワークと言います。いっとき、自分探しの旅という言葉が流行ったことがあります。探しに出かけなくても、自身に対してのあらゆる質問に答えていくだけで家に居ながらにして自分を知ることができます。自分を知るからこそ、言動を変えていくことができて徐々に人生が充実していきます。「バグる潜在意識」の自分を知る80日間ワーク、是非おこなってみてくださいね。
私は村上春樹さんの本をよく読みます。彼の小説も読みますが、インタビュー記事や、読者からの質問に答えているものにも目を通すことが多いです。
村上さんがこんなことを仰っていました。うろ覚えで申し訳ないのですが、内容は合っていると思います。
「のちになって人が本当に苦しむのは、何かを達成しなかったとか、あれをやっておけばよかったとかそういうことではなく、なんであの人にあんなことを言ってしまったのだろうとか、してしまったのだろうとか、そういうことです」
私は、本当にそうだと思ったんです。村上さんに教えてもらったことは活かそうと思い、自分がプライベートで優しくできない人や、何かきついことを言ってしまいそうな人からは離れることにしたんです。それ以来、（自分でも気がつかないところで人を傷つけてしまっていたら申し訳ないのですが）他人に対しての言動を自己コントロールできるようになり、苦しむことも悲しむことも減少しました。
喜びを増やすことも大事ですが、悲しみを減らす行動を改善していくことでも人は幸せを重ねていくことができます。
お詫びです。「バグる潜在意識」の161ページ。今日やってみよう、のところの後ろから4行目の「内容も不備があればその報告書を突き返されますよね」の箇所で、「不備があれば ＜ その報告書を・・・」のところでヤマカッコの「＜」が校正ミスで入ってしまっています。正しくは「、」が入る箇所でした。誠に申し訳ございません。できましたら、修正テープや修正液などで消していただけますと嬉しく思います。
バグる潜在意識 人生がうまくいく!80日間「3行メモ」プログラム
山下純子
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