毎年のようにまとめているプロボクシングの階級別人口。
国内でビッグマッチが開催された後は過去記事へのアクセスが急増するので、今年2024年がどうなっているのかまとめてみたいと思います。
■ 2023年のまとめ ■
データはいつものようにBOXREC(海外サイト)を参考にしています。
仕組みが変わっていなければ1年以内に試合をしたボクサーがアクティブと判定され、各階級にプロ選手としてカウントされている。そのため、1年以上試合をしていないけど現役という選手が含まれておらず、逆に試合をして1年未満だけどもう試合をしないであろう選手が含まれていたりもします。
例外として引退を宣言したり、リング禍によって亡くなった選手は非アクティブと判定され、各階級のプロ人数から除外されています。
🥊ミニマム級(約47キロ)
昨年は252人→2024年は286人となっていました。
2022年が196人だったので、コロナ禍が過ぎてからは試合数が増えてきているという事なんでしょうかね。
トップ10は日本2名、フィリピン2名、中国、タイ、南アフリカ、アメリカ、メキシコ、ウズベキスタンで8か国の選手がランクインしています。
🥊ライトフライ級(約49キロ)
2022年：328人
2023年：407人
2024年：435人となっていました。
ここもミニマム級に続いて人数が増えています。
トップ10には日本人が4名、その他にはベネズエラ、プエルトリコ、フィリピン、南アフリカ、タイなどが各1名ずつランクイン。
🥊フライ級(約51キロ)
2022年：573人
2023年：755人
2024年：743人で昨年より少しだけダウン。
ほぼ誤差の範囲なので変動なしと考えていいでしょう。
トップ10は日本人2名、メキシコ2名、アメリカ、イギリス、ウクライナ、ニカラグア、南アフリカ、フィリピンで8か国の選手がランクインしています。
🥊スーパーフライ級(約52キロ)
2022年：615人
2023年：758人
2024年：778人で昨年より微増。
トップ10は日本人3名、アルゼンチン、オーストラリア、南アフリカ、コスタリカなど6か国からランクイン。
🥊バンタム級(約53キロ)
2022年：838人
2023年：1053人
2024年：1071人で微増という結果に。
昨日の武居が王座を獲得した事によって四団体すべて日本人が王者になっているバンタム級。
BOXRECのランキングでも1～4位が日本人となっています。トップ10には日本人が6名ランクインして軽量級で日本人が最も世界上位を占めている階級になりました😲😲
🥊スーパーバンタム級(約55キロ)
2022年：1135人
2023年：1260人
2024年：1281人でこちらも微増。
🤴イノウェイ様🤴が天下を統一してしまった階級です。
ここで初めてトップ10に日本人が1名という状況となってます。注目の那須川天心はバンタム級ではなくこっちでカウントされ、現在は世界68位(日本13位)。
20位まででも日本人は2名とランクインしている人数はかなり少なく、ここから少し欧米の選手が増えてくる傾向にあります🕵️♀️🕵️♀️
サム・グッドマンさんは一応BOXRECでは4位です。
🥊フェザー級(約57キロ)
2022年：1362人
2023年：1582人
2024年：1559人で昨年より減ってますが、ここまでの階級に比べると軽量級では激戦区ですね。
ここで初めてトップ10に日本人がゼロという事態に。
トップ10のうちアメリカとイギリスで6名がランクインしており、やはり階級が上がると欧米の選手が増える＝難易度が上がると言えるでしょう。
🥊スーパーフェザー級(約59キロ)
2022年：1448人
2023年：1665人
2024年：1815人で昨年から1割くらい増えてますね。
ここは先日アベマTVでも大逆転劇が放送された力石が3位にランクイン。
20位までで日本人は力石1人だけがランクインしています。
🥊ライト級(約61キロ)
2023年：2263人
2024年：2299人で昨年から微増です。
🥊スーパーライト級(約63キロ)
2023年：2151人
2024年：2191人でここもほんの少しだけ増えている。
🥊ウェルター級(約63キロ)
2023年：2149人
2024年：2253人で少しだけ増えている。
日本人の歴代王者ゼロの階級ですが、BOXRECでは9位に佐々木尽がランクインしています。
🥊Sウェルター級(約70キロ)：1940人→1963人💪😄
🥊ミドル級(約72キロ)：1513人→1675人💪😄
🥊Sミドル級(約76キロ)：1426人→1507人💪😄
🥊ライトヘビー級(約79キロ)：1316人→1389人💪😄
🥊クルーザー級(約90キロ)：1172人→1247人💪😄
🥊ヘビー級(約90キロ～)：1371人→1450人💪😄
と、BOXRECで見るとフェザー級とフライ級以外は人数が増えている。
ほとんどが誤差の範囲だと思いますが、昨年より5～10％増えている階級も幾つかありますね。
👑各階級人口(難易度)ランキング👑
(1→)ライト級：2299人
(3↑)ウェルター級：2253人
(2↓)Sライト級：2191人
(4→)Sウェルター級：1963人
(5→)Sフェザー級：1815人
(7↑)ミドル級：1675人
(6↓)フェザー級：1559人
(8→)Sミドル級：1507人
(9→)ヘビー級：1450人
(10→)Lヘビー級：1389人
(11→)Sバンタム級：1281人(井上様)
(12→)クルーザー級：1247人
(13→)バンタム級：1071人(中谷、武居、弟、西田)
(14→)Sフライ級：778人(井岡)
(15→)フライ級：743人(ユーリ)
(16→)Lフライ級：435人(ケンシロウ)
(17→)ミニマム級：286人(重岡兄弟)
昨年と比較すると一部で入れ替わりがありました。