この世に未練を残した死者(迷イ人)を導く存在である逝ク人守(イクトモリ)のカガチとして戦っていくアクションRPG。
 

 

■いけにえと雪のセツナ(ネタバレ有りな感想)
 

 

■ロストスフィアのネタバレ有りな感想


上記の2作も同じTOKYO RPGファクトリーが製作している。
いけにえと雪のセツナが発売される前の報道では、昔の名作を現代に復活させるようなコンセプトだったと記憶してるんですが、たしかにクロノトリガーっぽいシステムのRPGになってるんすよね。

ただ、鬼ノ哭ク邦に関しては昔の聖剣伝説+αくらいのシンプルなアクションRPGになっています。
そこを地味と捉えるか、懐かしい雰囲気と捉えるかはその人次第かな。こういうアクションRPGはスーファミ、PS2、GBAあたりでも出てたしね。

だから、おおっ懐かしいなオイとはあんまならなかったわ😀✋


 

プレイ時間:27時間21分


クリアまでのボリュームは20~25時間くらい。
そんでクリア後は追加ダンジョンがあって、それがコピペみたいな内容で10時間くらい続くそうです。そこまで遊ぶなら約40時間、全ての鬼人(攻撃スタイル)をMAXまで育成するなら50時間とか、そんなボリュームでしょう。

普通に考えて、クリアまで遊ぶ人なら20時間前後で止める人が多そうです。




一応はおもしろかったんですが、ストーリーに関しては序盤だけ衝撃的で先が気になった。
でもそれ以降は少しずつどうでもよくなってしまったな(笑)

過去作は結末に関して考えさせられるとこがあったけど、これに関してはそれが特になかった。人の死や来世をテーマにしたストーリーになってるのに、逆にそこへ全振りしてない過去作の方がキャラの生死で考えさせられる事があるという。
いや、ダメじゃんそれって話よね😂😂


バトルに関しては爽快感のあるシンプルアクション。
そこは編成した鬼人(武器)によるんだけど、沢山スタイルが用意されてるのに、特にこだわりが無ければ1~2種類使えば十分って作りになってしまっている。後から追加されたスタイルは育成されてないから使いにくく、それならこれまで使ってた武器でええやんとなってしまうわけです。

敵のタイプによって武器を使い分けるほどのシステムではなかった。
そして敵の種類も基本は色違いだし、生と死の世界を切り替えてもあんま意味ないんだよね・・。単にマップを埋めるなら二度手間になるだけで。

後はサブクエストもなかなかテキトーで、レトロゲー並みにシンプルなんすよね。

未練がある死者に話しかけても、どこかへ連れていくだけで成仏しちゃう。中にはもう少し会話イベントがあってもいいんじゃねえのってキャラもいて、ここも人によって評価が分かれそう。
終盤なんかさ、「攻撃力150の武器が見たい・・」「攻撃力200以上の武器が見たい・・」って迷イ人がいて、もうお前ら勝手に地縛霊やってろよと思っちゃいました🤣👍


過去の名作が現代に甦ったというよりは、レトロゲー時代の1.5流ゲームが現代に甦ったかのような印象。それなら現代だとイースシリーズでいいじゃんってなっちゃうんじゃないでしょうか。
物語全体のスケールの小ささが気になってしまいました。序盤が自分好みで期待してしまっただけに、そこからあまり広がらなかった点が残念です。

全体的に暗くてちょっとホラーな雰囲気もあるから、王道ではないRPGを求めてるなら合うかもしれない。




 

トロフィー取得:84%(40/45)


クリア後の追加ダンジョンまで攻略+作業をすればコンプ可能。

時限要素もオンライン要素もありませんでした。

プラチナトロフィーの獲得を目指す場合、覚醒という一定確率で発生するシステムを累計100回、それと全種類の覚醒を発動させる必要があって、そこが運絡み&作業になる可能性有り。過去作でいう昇華、ロマサガの閃きみたいなもんですね。

後はクリア後の追加ダンジョンが同じ事の繰り返しなのに10時間ほどボリュームがあるようで、これもほぼ作業になっちゃうでしょう😱😱

100%までの目安は35~40時間程度だと思いました。