同級生のお参り1 | pinocoのブログ

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巨大子宮筋腫、乳がんetc·····
何があっても自分らしく生きる七転び八起きの精神でユーモアを忘れず生きています。

お盆が明けた日曜日

同級生のお参りに連れて行ってもらった



一人目は

自分の同級生でもあるが

母親の従姉妹でもある〇〇ちゃん



亡くなったのは平成。。。。何年だったっけ

日本元号って本当にややこしいなと思う



平成◯年の1月4日

(今度お参りに行った時に確認してきます)



自分はマッサージチェアで身体をほぐしていた


そのすぐそばの家電が鳴ったが

マッサージ中は出ることが出来ない



まだ今よりかなり元気だった母親が電話に出る


「はいはい、おめでとうさん」


と、正月ムード満載の挨拶をしているので


親戚の誰かだなと思ったそのすぐ後

母親がぎゃーだか、なにーだか忘れたが

大声で叫んだ



何事だ!


と思い

どうしたの?と聞くと


「〇〇ちゃんが亡くなったって」








〇〇ちゃんは自分と同級生で

〇〇ちゃんの母親と自分の母親も同級生だ


ちょっと複雑なのだが

〇〇ちゃんの母親は自分の祖母と異母姉妹なので



〇〇ちゃんと自分の母親は従姉妹になる









〇〇ちゃんは風邪を引いていたらしく

それでも忙しく働いていた


亡くなる前の日に背中が痛いと職場で言っていたそうだ


〇〇ちゃんが出勤してこなく

本人に連絡が取れなかった為


職場から〇〇ちゃんのお母さんに連絡が行ったそうだ

おばさんは嫌な予感がすると

〇〇ちゃんのお兄さんに連絡し

一緒に〇〇ちゃんのアパートに行った



鍵を開けてもチェーンがかかっていてそれ以上は開かない


アパートの管理会社に連絡し警察も呼び

チェーンを壊して中に入ったら

〇〇ちゃんは布団の中で亡くなっていたそうだ




突然死というか急死で片付けられたが

〇〇ちゃんが働いていた病院の対応が妙に丁寧すぎた事に違和感を感じたと、おばさんは後になって言っていた






〇〇ちゃんのお葬式の日


母親は心臓発作を起こし

急きょ大学病院の外来に連れて行ったが


待合室で自分がギックリ腰になってしまって

車椅子に乗せた母親を検査に連れて行くことも出来ず


看護師さんが

「あらあら、娘さんの方が重症ですね。私が検査に連れていくので、娘さんはここで待っててください」


使いものにならない自分がいた



心臓発作を起こした母親はしばらくして落ち着いたが

自分のギックリ腰はどうにもならなかった


車を運転して家に帰る事も厳しかったので


母親の友人に連絡をして

迎えに来て貰い家まで送ってもらった



そんなこんなで〇〇ちゃんの葬儀には行けず

後でお参りさせて貰うねと

おばさんに連絡をして

ようやくお参りに行けたのが

その年の夏だった




それきり

おばさんとは交流があったのに

どうしてだか〇〇ちゃんのお参りに行くことはなかった




昨年再会した同級生に

〇〇ちゃんの眠っているお寺に連れて行ってほしいとお願いして


何年ぶりかのお参りをする事が出来た


〇〇ちゃんの写真は

子どもの頃からの変わらない笑顔だった