↑↑↑
この記事の続きです
蜂の一件が落ち着いて
やれやれとバスに揺られていると
後ろから女性の小さな叫び声が聞こえて来た
ん?
と思い後ろを見ると
さっきの蜂がぶーんと飛んでいる
自分が蜂に絡まれているところに
後ろの女性がスタスタと歩いて運転手に蜂の事を伝えに行った
自分が何より驚いたのは
後ろの男性だと思っていた若い方が女性だったことだ
更にイントネーションから海外の方だと思われる
運転手はバスの中に迷い込んだ蜂を仕留め切れていなかったのだ
蜂に絡まれていた自分はスッと前の席に移動した
自分の座っていた席に蜂が止まったようで
自分の前の席のヘルプマークをつけた女性は
何が起こっているか理解出来ていない様子だったが
運転手の指示で前に移動し
ハエたたきを持った運転手が蜂に留めをさしていた
バスに迷い込んだ蜂さんは
可哀想そうだがそういう運命だったとしか言いようがない
男性だと思っていた外国の女性は
自分が蜂に絡まれているのを見てパッと動いてくれたのだ
ついさっき
令和の世知辛い風景などと思った自分が恥ずかしい