バスの中の蜂──その2 | pinocoのブログ

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巨大子宮筋腫、乳がんetc·····
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蜂の一件が落ち着いて
やれやれとバスに揺られていると

後ろから女性の小さな叫び声が聞こえて来た


ん?
と思い後ろを見ると

さっきの蜂がぶーんと飛んでいる

自分が蜂に絡まれているところに



後ろの女性がスタスタと歩いて運転手に蜂の事を伝えに行った


自分が何より驚いたのは
後ろの男性だと思っていた若い方が女性だったことだ

更にイントネーションから海外の方だと思われる



運転手はバスの中に迷い込んだ蜂を仕留め切れていなかったのだ



蜂に絡まれていた自分はスッと前の席に移動した


自分の座っていた席に蜂が止まったようで

自分の前の席のヘルプマークをつけた女性は
何が起こっているか理解出来ていない様子だったが
運転手の指示で前に移動し


ハエたたきを持った運転手が蜂に留めをさしていた




バスに迷い込んだ蜂さんは
可哀想そうだがそういう運命だったとしか言いようがない


男性だと思っていた外国の女性は
自分が蜂に絡まれているのを見てパッと動いてくれたのだ


ついさっき
令和の世知辛い風景などと思った自分が恥ずかしい