母親の通院に一から十まで付き添うと
自分が潰れるので
最近は
朝は自力で行ってもらい(タクシーで)
あとから自分が病院へ行くという技を使っている
それでも今日は
スーパーに寄り
そこの食堂に寄り
更に
下着が見たいというので下着を見に行き
更にドラッグストアに行きたいというので行き
薬局へ向かう前に充分ヘロヘロになる
コンビニにも行きたいという母親に
もうそろそろ身体が無理だと伝える
薬局はドライブスルーなので
ありがたいが
ドライブスルーなのに結構待たされる
事前にfaxもしているのだが
様々な事情でこの待ち時間があるのだろう
今日はあの田中角栄さんの話し方に似た薬剤師さんだ
https://ameblo.jp/junkiyoshiro/entry-12883454891.html
田中角栄さんの話し方でお薬の説明をしてくれているが
いつも通り全然何を言っているかわからない
わからないが
薬剤師さんの発する言葉のスキをみて適当に相槌をうつ
いざ、会計の段階になり
「しゃんじぇん◯☓△〜」
と田中角栄さんに似た薬剤師が言う
母親は難病持ちなので毎月支払う医療費の上限額が決まっている
今日は薬局で支払う最大の金額は1820円だと事前に確認してあったので
よく聞き取れなかったけれど
「しゃんじぇん◯☓〜」は明らかに間違えている
自分はすぐに
「1820円じゃないですか」
と伝えると
田中角栄似の薬剤師は慌てて中に確認しに行く
「大学病院でかかっていた金額が3180円でした。そっちに気をとられてて。。。。薬局の代金は1820円です」
(実際はこんなにハッキリは聞き取れない)
と、あ~やっちまったな〜感を出しながら
あたふたと焦っている
その後
ドライブスルーの窓口からものすごく身体を出して来て
いつもならお薬をくれたら
サッといなくなることが多いのに
今日は目をまん丸くして
こちらをずっと見ている
可笑しいが
笑うわけにもいかず。。。いや笑ってしまった
ありがとうございます〜と言って車を出したが
田中角栄さんに似た薬剤師さんは
まだ身体を乗り出してこちらを見ている
しっかり今日もやらかしてくれた
この田中角栄さんに似た薬剤師さんは
きっとものすごく良い人なんだと思う
