うとうととしていると
乳腺外科の診察室に呼ばれた
4月から担当になった若い医師だが
とても感じが良い
医師「こないだの左側の腕の虫刺されのあとは大丈夫ですか
リンパ浮腫になっていないか確認しますね」
ん?
左?
自分「先生、右でしたね。
虫刺されも皮膚科ですぐに対処したのでリンパ浮腫は大丈夫でした。」
医師「あぁ、そうだった」
と言って、首のリンパと手首も触診してくれ
大丈夫なことを確認してくれる
4月に着任した頃は
もっと色々聞いてくれていいですよ
という感じだったが
今日は違う
とにかくはやく終わらせたいという感じだ
嫌な感じではなく
ここの教授がそうなのだ
とにかくはやい
何もかもはやいのだ
手術までは教授が担当だったが
外来も部屋に入ったと思ったら
座る前に話しが始まり
あっという間に検査や
諸々だ
細胞を取る検査の時は
麻酔が大丈夫か聞かれたのは
その麻酔を打ってからだった
入院中も朝はやくから回診に来て
夕方にも来ていった
8時前から外来は始まっているので
待たされるストレスはないが
入院中も外来も
教授をどうにか引き止めて質問していた
入院中同室の患者さんたちは
先生に聞きたい事が聞けない
と、言っていたが、
結局、教授を引き止めて話していたのは自分だけだった
https://ameblo.jp/junkiyoshiro/entry-12745206037.html
治療に遠慮はいらないと
2015年の闘病で学んだ自分は
回診時に彗星の様に通り過ぎる教授に質問をした
それももう2年経ったし
子宮全摘術からは9年だ
お腹に関しては
あれから9年経っているのに
未だに後遺症で夜中中お腹の痛みに耐えている
お腹を開ける手術をした人は少なからず
内臓の癒着による不調を経験しているだろう
https://ameblo.jp/junkiyoshiro/entry-12103791602.html
あれこれ話しがズレてしまったが
4月からの担当医が教授並みの速さになっている
これはぼんやりしていてはいけない
もう処方箋を出してくれたあとだが聞いてみた
自分「ホルモン療法はやはり10年やらないといけませんか」
医師は
ハッキリと答える
「Pinocoさんの場合、10年やったほうが良いと思ういます。5年やった場合、10年やった場合の生存率の数%の確率の差をどう見るかですけれど、大学病院の医師立場としては僕は10年やったほうが良いと言います。」
。。。。。うん、わかっている
自分でも再発率と生存率を調べている
抗がん剤をやらない場合
ホルモン療法をやらなかった場合の数%の意味も十分考えてきた
医師のこの言葉が欲しいだけなのだ
患者は
そういうものなのだ
ホルモン治療による
身体の不調がしんどいので聞いたのだが
この医師のこのハッキリした言葉で
また気持ちが固まった
その他に
「患側と健側の両方を自分でも普段から触っていて下さいね
今、おそらく両方にしこりがあると思うから
そのしこりの変化がないかチェックする事は大事ですからね」
と、若い医師はいう
乳がんのしこりも怖くて結局触ることは出来なかったが
勇気を出して
チェックしようか。。。
次の予約は来年2月
雪も降っているし時間を少し遅くして欲しい事を伝えると
「来た順番で呼んでいるので、はやくこれたら来たほうが待たないですからね。
もうね、ここで3人の医師で回す事自体破綻しているから。。。。」
と、大学病院の内情をチラっと垣間見た気がした
大学病院に若くて良い医師がいなくなるのは
こういうところだと思う
医師だって人間だ
この若い医師に関しては小さなお子さんもいる
どうかこの若い医師がこの大学病院からいなくなりません様に。。。と
願うばかりだ


当たり前だが
これを食べたあともしばらくトイレと友達になった
でも朝は何も食べる気にならなかったが
今は食べる事が出来る
食べる事は生きること
大事なこと
ところで、どうしてしこりがあるって言ったのだろうか
確かに自分の胸は若い頃からゴリゴリした胸だ
健側はそういう理由でチェック出来るのはわかるが
患側は全部取っているのに。。。。
どこにしこりがあるというのだろう
2月に医師に聞いてみよう